フォーリーアーティスト・渡邊雅文さんによる授業の様子

 高松市で28日、夏休み中の子どもたちがいろいろな道具を使って効果音づくりに挑戦しました。

(記者リポート)
「ずらーっと並んだおもちゃや雑貨、これらを使って子どもたちは『効果音』をつくります」

 さぬきこどもの国で音をつくる授業を行ったのは、高松市在住で、アニメやドラマで使われる「効果音」をつくるフォーリーアーティストの渡邊雅文さんです。

 14人の小学生が参加し、何でも好きで食べちゃう恐竜のキャラクターがスマートフォンを飲み込むという約30秒の動画に効果音を付ける体験をしました。

 子どもたちは恐竜がスマホを食べるシーンに、化学繊維のおもちゃやホースで音を付けました。

 そして約10種類の効果音を合わせて動画が完成しました。

(参加者は―)
「足音とか効果音に気を付けて(アニメを)見ようと思いました」
「アニメとか音が無かったら迫力とかもなくなるので、この仕事が大切だと思った」

(フォーリーアーティスト/渡邊雅文さん)
「子どもたちが困ったらこういう風に鳴らしてもらおうってあるんですけど、それを飛び越えて面白いアイディアが出てくるんですよ。アニメの作品を見れば『この音も付けているのかな』『あの音も付けているのかな』『じゃ家にあるものでやってみよう』と繰り返してくれたら 目指す子も増えていくのじゃないかなと思っています」