喜びを見せた初老ジャパンの戸本一真【写真:ロイター】

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パリ五輪

 パリ五輪は29日、総合馬術団体がベルサイユ宮殿で行われ、日本は115.80点で銅メダルを獲得した。日本勢の表彰台は金メダルだった1932年ロサンゼルス五輪以来、92年ぶりのメダル。愛称「初老ジャパン」のメンバーが快挙を達成した。

 日本馬術連盟によると、愛称は「初老ジャパン」。「昭和ジャパン」「ペガサスジャパン」なども候補だったという。48歳の大岩義明、41歳の戸本一真、38歳の北島隆三、39歳の田中利幸で平均41.5歳だ。根岸淳監督は47歳、サポートスタッフの土屋毅明が54歳など同年代のスタッフで戦っている。

 馬場馬術、クロスカントリー、障害飛越の総合得点で減点方式。日本はこれまでリザーブだった田中、戸本、大岩が大きなミスのない試技で順位を上げ、115.80点の3位に食い込んだ。

(THE ANSWER編集部)