江島神社・瑞心門〜石段〜辺津宮を彩る「江の島灯籠2024」が開催中!今年は“貝細工モチーフ”の光の切り絵も新登場
空間に関わるさまざまなクリエイションを手がけるVELVETA DESIGN(ベルベッタ・デザイン)は、2024年7月20日より神奈川県藤沢市江の島にて開催中の「日本夜景遺産認定 江の島灯籠2024」において、江島神社・瑞心門から辺津宮を舞台にした光によるインスタレーション“光の絵巻”の演出を今年も担当している。
【写真】各エリアの新シーン。瑞心門「影絵灯籠」
今年の注目のポイントなどについて、担当者に話を聞いた。
ーー今回のインスタレーションに関して、意図や狙い、ターゲットは?
日本夜景遺産に認定された江の島灯籠が今年も開催されます。コロナの時期を経て、さらに華やかに江の島の夜を彩る光のインスタレーションをインバウンド・国内の方、多くの皆様にご覧いただき、夏の夜の江の島を楽しんでいただくのが目的です。主催の湘南藤沢活性化コンソーシアムを中心に、江島神社、江ノ電などと一緒に作り上げています。
ーー今回のインスタレーションのイチオシ、目玉となるものは?
今年は2段階で演出を投入します。瑞心門の演出にも新たなシーンを投入、古くから親しまれている江の島の貝細工をイメージした「花開く貝細工」、我々の光のインスタレーションの要である切り絵的な魅力をふんだんに感じていただける「影絵灯籠」の2点が今年新たに加わります。2024年7月30日(火)からは、辺津宮において「羽衣灯籠」の演出を開始します。羽衣をイメージした薄布に投影される光は、幻想的なストーリーを感じていただける演出となっています。そのほか、瑞心門と辺津宮を結ぶ石段にも光の装飾を施しています。辺津宮より先にもたくさんの灯籠を配し、幻想的な江の島の夜を夕涼みがてらに楽しんでいただけます。
ーー今回のインスタレーションに関して、アイデアはどのようにして生まれた?また、その実現に向けて苦労した点は?
江の島に古くから伝わる江の島誕生の伝承「江島縁起」から着想を得て、数々の演出の表現を生み出しました。これは毎年バージョンアップを重ねています。瑞心門や辺津宮といった建造物や背景の自然への投影となり、そのものの形状の魅力に、光のインスタレーションで物語や美しさ・きらめきを加える点が最も苦労した点です。コンピューターのシミュレーションをはじめ、現地での調整には毎年多くの時間を費やしています。なお、私たちの光のインスタレーションは、いわゆるプロジェクションマッピングとは違うものです。
■今年の”光の絵巻”は、第1期(2024年7月20日〜終了まで)、第2期(2024年7月30日(火)〜終了まで)の2段階で楽しめる!
江島神社の瑞⼼⾨から石段、そして辺津宮を舞台に展開する“光の絵巻”は、江の島誕⽣の伝承「江島縁起」から着想を得た表現を中心に、光のインスタレーションとして毎年バージョンアップを重ねている。
■2024年は演出が2段階の期間に分かれて登場!
会期開始の2024年7月20日からの第1期では、瑞心門に新たな光の切り絵のモチーフが登場。江の島で長く親しまれてきた「貝細工」が咲きこぼれる花のように広がる模様で、夜の瑞心門を鮮やかに彩る。また、今年は新たな演出として、光と影の美しいコントラストが際立つ「影絵灯籠」のシーンも加わる。
2024年7月30日(火)からの第2期では、瑞心門から“光の導き”をきらめきで表現した石段を昇りきった辺津宮において、瑞心門と同じく貝細工モチーフの光の切り絵が新登場するとともに、風にそよぐ布を用いた新たな装飾演出「羽衣灯籠」がお目見え。本殿へ向かう通路にかかる葦簀(よしず)の下で貝細工の風鈴が涼やかな音を鳴らすなか、両脇にしつらえた羽衣のようなゆらめく布と空間一帯へ光の物語を紡ぐことで、全体がまるで大きな灯籠のように輝き、さらなる没入感と一体感が生まれる空間が体験できる。
■VELVETA DESIGNによるインスタレーション”光の絵巻”とは?
丸の内「Marunouchi Bright Christmas」、グランフロント⼤阪「Grand Wish Christmas」、札幌「さっぽろホワイトイルミネーション」、⻑野市善光寺「希望の光」、表参道イルミネーションなどにおいて、デザイン・演出を手がけた実績を持つベルベッタ・デザインが、初年度から作り上げてきた光のインスタレーション。
2021年の開始当初から、訪れる人たちを照らし出し、江島縁起に記される恋物語を伝えてきた“光の絵巻”。仲間や家族、恋人など大切な人と一緒に、光のインスタレーションで華やかに彩られる、夏の夜の江の島を楽しみたい。
<“光の絵巻”演出期間>
2024年7月20日〜8月31日(土)18時〜20時30分
※土日祝および8月12日(振休)〜16日(金)18時〜21時
■「江の島灯籠2024」について
今年で17回目を迎える、夏季の地域振興を目的とした光のイベント。江島縁起をモチーフにした大小1000基におよぶ灯籠と江島神社のライトアップを中心に、江の島一帯が優しく幻想的な光に包まれ、江の島ならではの夕涼みを体感できる。
開催期間:2024年7月20日〜8月31日(土)
営業時間:
・江島神社、御岩屋道通り、亀ヶ岡広場:18時〜20時30分
・江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル:平日18時〜20時30分(最終入場20時)、土日祝および8月10日(土)〜18日(日)18時〜21時(最終入場20時30分)
・江の島岩屋:9時〜18時(最終入場)
※営業時間の詳細などは各施設へ要問合せ。
■VELVETA DESIGN(ベルベッタ・デザイン)について
“空気をデザインする”をテーマに、数々の空間クリエイションを⼿がけてきたプロフェッショナルチーム。チーフデザイナー加藤陽脩(かとうようすけ)による物語性を感じさせるデザインで、定評のある大規模な冬季装飾やインスタレーションのデザイン・演出にとどまらず、建築やプロダクト、グラフィックなど、広くさまざまな領域でのデザインに挑戦し続けている。
近年の全国での代表作は、善光寺イルミネーション「平和の光」、東京丸の内「Marunouchi Bright Christmas」、大阪梅田「Grand Wish Christmas」、東京六本木「MIDTOWN WINTER LIGHTS」、京都「若林佛具製作所 本店リニューアル」、新江ノ島水族館「ヒカリノエノスイ」、札幌「さっぽろホワイトイルミネーション」、島根「しまね海洋館 AQUAS "光降るアクアス"」など。
【写真】各エリアの新シーン。瑞心門「影絵灯籠」
今年の注目のポイントなどについて、担当者に話を聞いた。
日本夜景遺産に認定された江の島灯籠が今年も開催されます。コロナの時期を経て、さらに華やかに江の島の夜を彩る光のインスタレーションをインバウンド・国内の方、多くの皆様にご覧いただき、夏の夜の江の島を楽しんでいただくのが目的です。主催の湘南藤沢活性化コンソーシアムを中心に、江島神社、江ノ電などと一緒に作り上げています。
ーー今回のインスタレーションのイチオシ、目玉となるものは?
今年は2段階で演出を投入します。瑞心門の演出にも新たなシーンを投入、古くから親しまれている江の島の貝細工をイメージした「花開く貝細工」、我々の光のインスタレーションの要である切り絵的な魅力をふんだんに感じていただける「影絵灯籠」の2点が今年新たに加わります。2024年7月30日(火)からは、辺津宮において「羽衣灯籠」の演出を開始します。羽衣をイメージした薄布に投影される光は、幻想的なストーリーを感じていただける演出となっています。そのほか、瑞心門と辺津宮を結ぶ石段にも光の装飾を施しています。辺津宮より先にもたくさんの灯籠を配し、幻想的な江の島の夜を夕涼みがてらに楽しんでいただけます。
ーー今回のインスタレーションに関して、アイデアはどのようにして生まれた?また、その実現に向けて苦労した点は?
江の島に古くから伝わる江の島誕生の伝承「江島縁起」から着想を得て、数々の演出の表現を生み出しました。これは毎年バージョンアップを重ねています。瑞心門や辺津宮といった建造物や背景の自然への投影となり、そのものの形状の魅力に、光のインスタレーションで物語や美しさ・きらめきを加える点が最も苦労した点です。コンピューターのシミュレーションをはじめ、現地での調整には毎年多くの時間を費やしています。なお、私たちの光のインスタレーションは、いわゆるプロジェクションマッピングとは違うものです。
■今年の”光の絵巻”は、第1期(2024年7月20日〜終了まで)、第2期(2024年7月30日(火)〜終了まで)の2段階で楽しめる!
江島神社の瑞⼼⾨から石段、そして辺津宮を舞台に展開する“光の絵巻”は、江の島誕⽣の伝承「江島縁起」から着想を得た表現を中心に、光のインスタレーションとして毎年バージョンアップを重ねている。
■2024年は演出が2段階の期間に分かれて登場!
会期開始の2024年7月20日からの第1期では、瑞心門に新たな光の切り絵のモチーフが登場。江の島で長く親しまれてきた「貝細工」が咲きこぼれる花のように広がる模様で、夜の瑞心門を鮮やかに彩る。また、今年は新たな演出として、光と影の美しいコントラストが際立つ「影絵灯籠」のシーンも加わる。
2024年7月30日(火)からの第2期では、瑞心門から“光の導き”をきらめきで表現した石段を昇りきった辺津宮において、瑞心門と同じく貝細工モチーフの光の切り絵が新登場するとともに、風にそよぐ布を用いた新たな装飾演出「羽衣灯籠」がお目見え。本殿へ向かう通路にかかる葦簀(よしず)の下で貝細工の風鈴が涼やかな音を鳴らすなか、両脇にしつらえた羽衣のようなゆらめく布と空間一帯へ光の物語を紡ぐことで、全体がまるで大きな灯籠のように輝き、さらなる没入感と一体感が生まれる空間が体験できる。
■VELVETA DESIGNによるインスタレーション”光の絵巻”とは?
丸の内「Marunouchi Bright Christmas」、グランフロント⼤阪「Grand Wish Christmas」、札幌「さっぽろホワイトイルミネーション」、⻑野市善光寺「希望の光」、表参道イルミネーションなどにおいて、デザイン・演出を手がけた実績を持つベルベッタ・デザインが、初年度から作り上げてきた光のインスタレーション。
2021年の開始当初から、訪れる人たちを照らし出し、江島縁起に記される恋物語を伝えてきた“光の絵巻”。仲間や家族、恋人など大切な人と一緒に、光のインスタレーションで華やかに彩られる、夏の夜の江の島を楽しみたい。
<“光の絵巻”演出期間>
2024年7月20日〜8月31日(土)18時〜20時30分
※土日祝および8月12日(振休)〜16日(金)18時〜21時
■「江の島灯籠2024」について
今年で17回目を迎える、夏季の地域振興を目的とした光のイベント。江島縁起をモチーフにした大小1000基におよぶ灯籠と江島神社のライトアップを中心に、江の島一帯が優しく幻想的な光に包まれ、江の島ならではの夕涼みを体感できる。
開催期間:2024年7月20日〜8月31日(土)
営業時間:
・江島神社、御岩屋道通り、亀ヶ岡広場:18時〜20時30分
・江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル:平日18時〜20時30分(最終入場20時)、土日祝および8月10日(土)〜18日(日)18時〜21時(最終入場20時30分)
・江の島岩屋:9時〜18時(最終入場)
※営業時間の詳細などは各施設へ要問合せ。
■VELVETA DESIGN(ベルベッタ・デザイン)について
“空気をデザインする”をテーマに、数々の空間クリエイションを⼿がけてきたプロフェッショナルチーム。チーフデザイナー加藤陽脩(かとうようすけ)による物語性を感じさせるデザインで、定評のある大規模な冬季装飾やインスタレーションのデザイン・演出にとどまらず、建築やプロダクト、グラフィックなど、広くさまざまな領域でのデザインに挑戦し続けている。
近年の全国での代表作は、善光寺イルミネーション「平和の光」、東京丸の内「Marunouchi Bright Christmas」、大阪梅田「Grand Wish Christmas」、東京六本木「MIDTOWN WINTER LIGHTS」、京都「若林佛具製作所 本店リニューアル」、新江ノ島水族館「ヒカリノエノスイ」、札幌「さっぽろホワイトイルミネーション」、島根「しまね海洋館 AQUAS "光降るアクアス"」など。