トッテナムでは結果を残せていないヒル photo/Getty Images

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ジローナはトッテナムに所属するスペイン代表FWブライアン・ヒル(23)の獲得を狙っているようだ。スペイン『SPORT』が伝えている。

昨シーズン、ラ・リーガで旋風を巻き起こしたジローナ。第8節でレアル・マドリードに0-3で負けるまで7勝1分という圧巻のスタートダッシュを飾ったジローナは大きな注目を集めていた。いずれ失速するだろうという見方も多かった中、最終的には3位でフィニッシュし、昨シーズンのラ・リーガに大きなサプライズを起こした。

そんなジローナは昨シーズン、トロワからレンタル移籍で獲得していたサヴィーニョの後任を探している。サヴィーニョはすでにマンチェスター・シティへの移籍が決まった。公式戦41試合の出場で11ゴール10アシストを記録した同選手の代わりを見つけるのは至難の業だが、クラブが目をつけたのはトッテナムのヒルだ。

セビージャでプロキャリアをスタートさせたヒルはレガネス、エイバルへのレンタル移籍を経て2021年にトッテナムに完全移籍で加入。しかしトッテナムで定位置を確保することはできず、半年後にバレンシアへレンタル移籍。その後トッテナムに復帰するも出番はなく、2023年1月に古巣セビージャに半年間のレンタル移籍をしていた。アンジェ・ポステコグルー監督が就任した昨シーズンもヒルの状況は変わらず、公式戦の出場は12試合。プレイ時間はわずか233分に留まっている。

そんなヒルをジローナは獲得したいと考えており。今の段階では移籍実現の可能性が高いのは買取オプション付きのレンタル移籍だと同メディアは伝えている。トッテナムでは思うようなインパクトを残すことができなかったヒルを今夏ジローナは獲得できるのか。