チェルシー、レアルのウクライナ代表GKルニンの動向注視か…ケパの譲渡も検討?

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 チェルシーがレアル・マドリード所属のウクライナ代表GKアンドリー・ルニンに関心を寄せているようだ。25日、スペイン紙『アス』やイギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 2023−24シーズンはスペイン代表GKロベルト・サンチェスとセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチの2名が主にゴールマウスを守ったチェルシー。しかし、今夏に就任したエンツォ・マレスカ新監督は後方からのビルドアップを軸とした戦術を志向していることから、今夏の移籍市場ではシュートストップ能力と足元のテクニックを兼ね備えたGKの獲得に乗り出す可能性が高いと報じられている。

 ビジャレアル所属のデンマーク人GKフィリップ・ヨルゲンセンへの関心が囁かれるなか、チェルシーはルニンの動向も注視しているとのこと。2023−24シーズンの公式戦31試合に出場し、ラ・リーガおよびチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献した25歳だが、ベルギー代表GKティボー・クルトワの戦線復帰により、新シーズンは控えに回ることが濃厚に。レアル・マドリードとの契約延長の噂も挙がっているが、より安定した出場機会を求めて他クラブ移籍を決断する可能性も否定はできないという。

 レアル・マドリードはルニンの移籍金として最低でも3000万ユーロ(約50億円)を要求している模様。実際に獲得に乗り出すかは不明だが、チェルシーは昨年夏にレアル・マドリードへレンタル放出したスペイン代表GKケパ・アリサバラガの譲渡を含めたオファーを検討しているようだ。

 マレスカ監督の下で新たなスタートを切ることとなるチェルシー。果たして2024−25シーズンは誰がゴールマウスを守ることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。