鹿島戦にスタメン出場したミルナー。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 7月24日に国立競技場で開催されたプレシーズンマッチで、日本代表の三笘薫を擁するブライトンは鹿島アントラーズと対戦した。

 ブライトンは三笘らが先発したなか、15分にヤンクバ・ミンテが巧みな個人技から冷静に流し込んで先制点を奪う。選手を大幅に入れ替えた後半には、51分にジェレミー・サルミエント、その3分後にはヤシン・アヤリがゴールを決める。

 さらに63分と74分にアマリオ・コジアデュベリーがネットを揺らして5点差に。84分には徳田誉に1点を返されたものの、そのまま5−1の大勝を収めた。

 この試合にスタメン出場した元イングランド代表のジェームズ・ミルナーは、「コンディションは非常に厳しく、かなり暑かった。しかしあれだけ強い相手に対して、これまでのトレーニングの成果もあり、良い部分がたくさん出ていた。プレシーズンの力強いスタートとなった」と手応えを口にする。
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 また腰の怪我から復帰して、約5か月ぶりの実戦となった三笘については、こう述べている。

「彼はいつだって重要な選手だ。トッププレーヤーだよ。昨季は彼がいなくてかなり大変だった。ボールを持った時のクオリティはよく分かっているし、持っていない時の動きも素晴らしい。これからもっとフィジカルコンディションを上げていかなければいけないと思うが、新監督のもとでも楽しんでプレーしてくれるはずだよ」

 38歳のベテランMFからも三笘は信頼を寄せられているようだ。

取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)