【男子バスケ】パリ五輪パワーランキング米「ESPN」発表 日本は出場12チーム最下位も...「1勝したら大健闘」「ミラクルに期待」
米スポーツ専門局「ESPN」(WEB版)が2024年7月21日、パリ五輪男子バスケットボールに出場する12チームのパワーランキングを公開した。
1位はFIBAランキング1位の米国だ。2位はFIBAランキング2位のセルビアが続き、3位はカナダ(FIBAランキング7位)がランクされた。
「今回のフランス大会で日本が勝つことは難しいだろう」
FIBAランキング26位の日本は出場12チーム中、最下位の12位にランクされた。
記事には寸評が添えられ、「3年前の東京大会では、日本は1勝もできずに敗退した。八村塁と渡辺雄太という経験豊富なNBAプレーヤーがいるにもかかわらず、今回のフランス大会で日本が勝つことは難しいだろう」と厳しい見通しだった。
2020年東京五輪で日本は、1次リーグC組に属し、スロベニア、スペイン、アルゼンチンと対戦。初戦のスペイン戦を77−88で落とすと、第2戦のスロベニア戦を81−116、第3戦のアルゼンチン戦は77−97で黒星を喫し3連敗に終わった。
記事では、パワーランキング1位とした米国について、「通常、国際試合でのアメリカの苦戦は、エキシビション・ゲームでの惜敗によって予兆されてきた」とし、次のように分析した。
「アブダビでのオーストラリア戦では、第4クォーターの大半を夢遊病のように過ごして6点差で勝利した。その後、アメリカは(ニコラ・)ヨキッチ率いるセルビア代表を圧倒して応戦した。ラスベガスではカナダに快勝し、南スーダンとドイツとのロンドンでの最終調整を前に、チームUSAは優勝候補の仲間入りを果たした」
ESPNが作成したパワーランキングにおいて、日本の評価は最下位で1次リーグ全敗の予想だったが、バスケットボールファンは前向きに捉えているものが多い。
インターネット上では、「全く残念がることはないし、またミラクルを起こしてくれることを期待して観ましょうよ」「1勝できたら歴史的快挙のレベル」「もし1勝したなら大健闘だし十分」「逆に言えば失うものもないチャレンジャー。全部がアップセットになる」「パワーランキングがどうであれ1点でも多く取ったteamが勝ちなんですから」などのコメントが寄せられた。
パリ五輪で日本は1次リーグB組に属し、開催国のフランス(FIBAランキング9位)、ドイツ(同3位)、ブラジル(同12位)と対戦する。