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日本と韓国のプロ野球レジェンド選手が対戦する「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」が2024年7月22日、エスコンフィールドで行われ、日本が韓国を10−6で下した。

日韓レジェンド対決は韓国でも大きな注目を集め、複数のメディアが特集記事を組み、試合内容を報じた。

先発は上原氏と元ヤクルトのイ・へチョン氏

日本は元巨人監督の原辰徳氏(66)が監督を務め、元大リーガーの上原浩治氏(49)、岩隈久志氏(43)、藤川球児氏(44)、城島健司氏(48)、福留孝介氏(47)ら豪華メンバーが終結した。

一方の韓国は、名将キム・インシク氏(77)が監督を務めた。キム氏は韓国プロ野球リーグで長年監督を務め、数多くの国際大会で韓国代表を指揮した。

選手では3人の元大リーガーが出場し、日本の中日ドラゴンズでプレーしたイ・ジョンボム氏(53)も代表に名を連ねた。

両国の先発は、日本が上原氏で、韓国はヤクルトでプレーした経験を持つイ・へチョン氏(45)。試合は初回に1点を先制した韓国が3回まで5−3でリードするも、終盤に日本が追い上げ逆転で韓国を下した。

試合の模様を報じた「スポーツ朝鮮」(WEB版)は、日韓両国のファンの気持ちや、試合に出場したレジェンドの心境について、こう記した。

「野球ファンにとっては大きな贈り物」

「一時代を風靡したレジェンドスターの試合を再び見ることができるということだけでも、野球ファンにとっては大きな贈り物だったはずだ。それは選手たちにとっても同じだった。恐れることなくプレーしていた若い頃に、思い出のタイムマシンに乗って戻れるチャンス。どれほど感激したことだろう」

そして、こう付け加えた。

「『日韓ドリームプレーヤーズゲーム』はとても有意義だった。なぜ今までこのような試合が行われなかったのかと思うほど有意義な時間だった」

「スポーツ朝鮮」の別の記事では、この試合にかける両国の思いに言及。

記事では「試合前、両国の雰囲気が全然違う感じだった」とし、「韓国代表は友情を重んじ、日本代表は勝利への意欲を見せた」と指摘。「微妙な『温度差』があった」と解説した。

スポーツ紙の報道によると、試合は友好的に行われたという。日本ハム、阪神でプレーした糸井嘉男氏(42)が6回に逆転の3ランを放ち、MVPに選出された。