乃木坂46与田祐希『量産型リコ』での好演光る!自然体な演技があたたかいストーリーとマッチ

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現在放送中のドラマ『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京系)にて主演を務めている乃木坂46・与田祐希。『量産型リコ』シリーズの最終章となる今作でも印象的な演技を見せ、注目を集めている。そこで本記事では、今作での与田の演技とその反響をピックアップしながら、その魅力に迫りたい。

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乃木坂46の人気メンバーとして活躍しながら、映画『ぐらんぶる』(2020年)日曜劇場『日本沈没−希望のひと−』(TBS系/2021年)映画『OUT』(2023年)などの映像作品にも出演し、女優業にも精力的に挑戦してきた与田。そんな彼女は、2022年に『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京系)にて地上波連続ドラマ初主演を務め、“ホビー・ヒューマンドラマ”という新ジャンルと自然体な演技が話題を呼び、翌年には“もう1つの世界”を描いた『量産型リコ -もう一人のプラモ女子の人生組み立て記-』が放送された。

そして、このたび放送がスタートしたシリーズ3作目『量産型リコ -最後のプラモ女子の人生組み立て記-』は、主人公の小向璃子がプラモデルとの出会いを通じて、家族のことをもっと知っていくひと夏の物語。1作目ではイベント企画会社の社員、2作目ではスタートアップ企業の社長のリコを演じた与田は、今回は東京で派遣の仕事をしていて、夏休みに田舎の実家に里帰りするリコを演じている。与田は公式コメントで、「今までで1番自分に近いリコちゃんだと感じています」と語っており、過去の2作よりも親和性の高い役柄のようだ。

第2話では、リコが親戚の勇斗(長尾翼)と共に、作る過程でその恐竜を内部から知ることができる『プラノサウルス』シリーズの「ティラノサウルス」作りをして交流を深めていくというストーリーが描かれた。そして第3話では、子供たちが巣立ってしまった寂しさで推し活にハマっていた母(浅香唯)とリコが、アイドルプロデュースゲーム『アイドルマスター』シリーズの『アイドルマスターシャイニーカラーズ』のキャラクター・櫻木真乃のプラモデルを作り、お互いの本心を伝え合うという展開に。SNSでは、「プラモでアイマスやるとは」「新旧アイドルが並んでアイマスのプラモ作る姿がエモい」「素晴らしい回でした」といった反響があり、話題を呼んだ。プラモデル作りを通じて家族の絆が深まっていく様子を描く同作だが、与田の自然体な演技があたたかな作風のドラマとよくマッチしているからこそ、見る者の心をほっと癒してくれるのではないだろうか。

7月18日深夜放送の第4話では、リコの父・浩一郎(矢柴俊博)にスポットライトが当たる展開が予告されている。家族をテーマにした3作目の『量産型リコ』の今後の展開と共に、与田のナチュラルな演技にも注目だ。