ブンデス移籍が噂されている鹿島の佐野。写真:永島裕基

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 鹿島のMF佐野海舟も海を渡るか。今夏の動向についてドイツの移籍専門サイト『transfer markt』が報じている。

「昨冬にヴェルダー・ブレーメンへの移籍は実現しなかったが、この守備的ミッドフィルダーは遅ればせながら、ブンデスリーガに引き抜かれる可能性がある」

 国内外の報道では、マインツがルクセンブルク代表レアンドロ・バレイロの代役として、佐野に関心を示しているという。

『transfer markt』は「日本からの情報では、交渉は順調に進んでいるようだ。すでに400万ユーロ(6億8000万円)近くのオファーが出されていると言われている」と伝える。一方、クラブのクリスティアン・ハイデルSDはドイツ大手紙『kicker』に「我々はその選手を知っている。現時点でこれ以上言うことはない」とコメントした。
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『kicker』によると、佐野の鹿島での移籍期間は2025年1月末までで、移籍金は日本で噂されている金額をはるかに下回り、約100万ユーロ(約1億7000万円)の範囲にあるようだ。

 現在の市場価値は150万ユーロ(2億5000万円)と推定され、『transfer markt』は「マインツはこの移籍期間中にまだ新加入選手を獲得していないが、フリートランスファーでベンフィカに移籍するバレイロの退団後、6番目のポジションが必要となっている」と見解を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部