イタリアで、けんかの仲裁に入った日本人男性が暴行を受け、意識不明の重体だと地元メディアが報じました。

地元メディアによりますと、21日夜から22日未明、イタリア北東部ウディネの路上で日本人男性が男に殴られ、倒れた際に地面に頭を強く打ちつけました。

被害にあったのはイタリアで家具の輸出入に関わる起業家の男性(56)で、意識はなく、病院に搬送されて集中治療を受けているということです。

男性は、血を流しながら3人の男から逃げる若い男性に助けを求められ、仲裁に入ろうとした際に殴られたということです。

地元警察は、20歳から25歳の男5人の身柄を拘束しました。当時、5人とも泥酔状態だったということです。

在ミラノ日本国総領事館も事件について把握していて、「引き続き情報収集するとともに、家族とも連絡をとり、適切に対処する」としています。