Warner Bros./Photofest 写真:ゼータイメージ

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初公開から10年を迎えたSFアクション映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)の続編を望む声が絶えないなか、実現の可能性をダグ・リーマン監督が語った。

トム・クルーズを主演に迎えた本作は、桜坂洋による同名小説の映画化。エミリー・ブラントやブレンダン・グリーソン、故ビル・パクストンらが出演し、カルト的な人気を博している作品だ。

英の取材に応じたリーマンは、続編について「映画にとって、人々が続編を望むほどの賛辞はないと思います」と答えた。「『ロードハウス/孤独の街』は続編を求められているし、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、ひっきりなしにワーナー・ブラザースが“もう1本作ってくれないか?”と持ちかけてくる。これ以上の誉め言葉はないですよ」

スタジオが続編を求めているということは、続編が実現する可能性は低くないと言えそうだ。2024年1月にはワーナー・ブラザースとトム・クルーズが、オリジナルの新作映画とフランチャイズ作品の製作を目指すを結んだことが報じられており、いやが上にも期待が高まる。

『ミッション:インポッシブル』や『トップガン』シリーズなどでヒーロー的なキャラクターを演じてきたトムだが、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』では打って変わり、軍人なのに戦闘スキルゼロで臆病なウィリアム・ケイジ役で新たな一面を見せた。

実のところ、トムのキャラクターを臆病者にする設定はリーマンのアイデアだったそうだ。ハリウッドのA級スターのイメージとは真逆になるため、監督はトムが映画を降板してしまうのではないかと一時は心配したそう。しかし、トムは監督のアイデアに賛同し、映画は大ヒットを記録した。

ちなみにリーマンは、最近トムと『オール・ユー・ニード・イズ・キル』を観賞し直したとも明かしており、10周年を祝して一緒に映画を楽しんだのかもしれない。トムは、10周年を記念してInstagramに劇中シーンをまとめた映像をし、監督とキャスト、ファンに感謝の言葉を贈っていた。

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