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 ◇欧州選手権1次リーグE組 ベルギー0―1スロバキア(2024年6月17日 フランクフルト)

 サッカーの24年欧州選手権ドイツ大会は17日、3大会連続7回目の出場となるベルギー(FIFAランク3位)が1次リーグ初戦でスロバキア(同48位)に0―1と敗戦。“優勝候補の一角”として注目を集めるなか決定力を欠き、国際Aマッチ16試合ぶりの黒星を喫した。FWロメル・ルカク(31=ローマ)が2度ゴールネットを揺らすも、VAR判定によって得点が取り消しとなる場面もあった。

 主将のMFデブルイネ(マンチェスターC)は試合後「我々のプレーは悪くなかった。しかし、私たちは最後までゴールを奪うことが出来ませんでした」とコメント。FWルカクの2度のゴール取り消しについては「これがフットボールだ。そしてこれがルールなのです。主審の判断に従うだけです」と話した。

 試合を振り返り「最初の20分は良かった。我々は好調なスタートを切ったが、残念ながらミスを犯し、そこから相手が得点した。その後、リズムを取り戻すのに時間がかかりました。我々の後半はもっと良かった。私たちはチャンスを作り、押し込みました。僕らのプレーは悪くなかった。ただ得点がなかっただけだ」と残念がった。

 また、テデスコ監督は「残念ながら今日は負けてしまいました。チームに改善してほしい点はあまりありません。チャンスをたくさん作りましたし、得点していればもっと楽な試合になっていたでしょう」とコメント。試合内容には満足しつつ、唯一不満だったのがチャンスを逃したことだと説明した。