リーグ戦では10ゴールを記録 photo/Getty Images

写真拡大

アタランタが、ACミランからローン移籍中のチャールズ・デ・ケテラエルの買取を決断した。

『Football Italia』によれば、ラ・デアは移籍金として300万ユーロを支払っており、今後は10%の転売条項付き、さらに2400万ユーロを追加で支払い、完全移籍が完了する段取りとのこと。

この23歳のベルギー人FWは、クラブ・ブルージュからACミランに移籍をした最初のシーズンでは、目立った活躍ができなかったが、アタランタで本来の実力を発揮した。ヨーロッパリーグの優勝やリーグ戦4位でのチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献。公式戦50試合に出場し、14ゴール11アシストを記録し申し分ない個人成績も残した。本人も語るように、このクラブに来てよりゴールに近い位置でプレイできることが彼の長所を引き伸ばしている。ただ状況に応じて下がって受けたい場面でも察知できずに前にポジショニングしていることがあり、成長の余地はまだまだある。そこが来季以降、彼の課題となってくるだろう。

またデ・ケテラエルはEURO2024のベルギー代表にも選出されており、2022年のW杯以来の大舞台となる。その時は不本意な結果に終わってしまったが、今度こそ、ケビン・デ・ブライネをはじめとする黄金世代や有能な選手が揃うその一つ下の世代と融合し、ベルギー代表にタイトルをもたらすことができるか、彼の活躍が期待される。