組み立て能力があるDF photo/Getty Images

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チェルシーに所属するレヴィ・コルウィルのバイエルン・ミュンヘン移籍の可能性が低くなったと『CAUGHTOFFSIDE』が報じた。

このドイツの強豪クラブは、コルウィルの名前を首脳陣の話し合いで挙げ、熱心に獲得を計画していたものの、シュツットガルトの伊藤洋輝を獲得したことで風向きが変わったようだ。バイエルンやブンデスリーガの報道を担当する記者は「伊藤を獲得したので今更、コルウィルを獲ろうとは思わない」と発言している。

ただこの21歳のDFは、今季23試合中、20試合に先発出場しシーズン終盤にケガで離脱するまで重要な戦力となっていた。9歳からブルーズのアカデミーで育ち、同クラブのレジェンド、ジョン・テリーと同じ背番号26を背負う存在にまで成長。ブルーズとしては手放したくないのが本音だろう。クラブは彼と2029年まで契約を締結しており、その年数からも大きな期待が伺える。

チームを長年、安定して強くさせるには移籍で獲得する選手だけでなく、コルウィルのような生え抜き選手の存在が必要不可欠だろう。チェルシーとしては今回のバイエルンの動きは、ひとまず安心といったところかもしれない。