なかなかレギュラーになれない photo/Getty Images

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今夏の去就が注目されているアーセナルのMFエミール・スミス・ロウ(23)。

現在はアーセナルの10番を背負う同選手はクラブの未来を担う存在として長年期待を寄せられてきた。ミケル・アルテタ率いるアーセナルはシーズンを追うごとに進化を続ける一方で、スミス・ロウの序列はなかなか上がらない。

2021-22シーズンは公式戦37試合で11ゴール2アシストという結果を残したがその後2年は苦戦。昨シーズンは公式戦15試合で2アシスト、今シーズンは公式戦19試合の出場で2アシストに留まった。昨シーズンは怪我による影響も大きかったが、今シーズンも主力としてプレイすることはできなかった。

今までは非売品だったスミス・ロウだが、進化を続けるアーセナルの考え方も変わってきているようで、新戦力獲得の資金捻出ための売却候補の1人という報道も浮上している。そんななか、英『Football Insider』によると、アーセナルは同選手を売却するため、3000万ポンド(約60億円)のオファーを受け入れる姿勢のようだ。

スミス・ロウには現在、フラムやアストン・ヴィラが興味を持っていると考えられているが、これから同選手の獲得を狙うクラブが増えてくる可能性もあるだろう。

近年は怪我もあって、主力に食い込めないスミス・ロウは今夏アーセナルを退団してしまうのか。今後の動きから目が離せない。