ACミランが獲得を狙うチェルシーFWブロヤ photo/Getty images

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ACミランは新たなストライカー探しに奔走しているようだ。

イタリア『Sky Sports』のジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、ACミランは今夏の移籍市場で、チェルシーに所属するアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤの獲得を目指すという。同クラブは現在、ボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィの獲得を目指しているが、その交渉結果に関わらず、ブロヤを獲得したいと考えているようだ。

チェルシーの下部組織出身であるブロヤは、フィテッセやサウサンプトンで武者修行を行い、昨季からチェルシーに復帰。しかし、2022年12月に右膝前十字靭帯断裂の重傷を負ってしまうと、その後はその影響もあってか思うようなパフォーマンスを発揮できず、今冬からは、フラムにレンタル移籍をしていた。しかしフラムでも、出場8試合で0ゴール1アシストと乏しい結果に終わっていた。

そんなブロヤに興味を持っているのが、パウロ・フォンセカ新監督が率いるACミラン。同クラブは今夏の移籍市場で前線の強化を画策しており、既にボローニャからFWザークツィを獲得するとの報道。ブロヤの獲得はザークツィ獲得失敗の際のプランBと思われたが、同メディアによれば、ACミランは交渉結果に関わらず、ブロヤを獲得する考えを持っているとのこと。従って移籍が実現すれば同クラブは今夏の移籍市場で2人の若きストライカーをスカッドに加えることとなる。

また、ACミランのスカウト陣数名は、アルバニア代表としてEURO2024に臨むブロヤのプレイを視察するためにドイツに訪れる予定だという。