シメオネ監督によってCBに抜擢 photo/Getty Images

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アトレティコ・マドリードは、所属選手のアクセル・ヴィツェルとの契約を2025年6月まで1年延長したことを発表した。

ヴィツェルは2022年にアトレティに入団すると、2年目となる今シーズンはこのクラブに来るまで未経験だったセンターバックのポジションでレギュラーを勝ち取った。リーグ戦では、出場した35試合中、30試合が先発起用。そのほとんどの試合で90分間ピッチに立ち続け、チームの勝利に貢献した。20代前半から長きに渡りボランチとしてプレイしてきた彼だが、35歳になっても変わらぬタフさと成長を続ける姿が今回の契約延長につながったことは間違いない。

ちなみにリーグ戦の出場時間は2783分にのぼり、それを上回るのはGKのヤン・オブラクだけだった。ヴィツェル本人は自身のSNSで「私たちの旅は続く、このクラブをもう一年私のホームと呼べることを誇りに思います。すぐにメトロポリターノで会いましょう」と語った。

またヴィツェルは、2023年5月に15年間活躍してきたベルギー代表を一度引退したが、EURO2024のメンバーに選出されたことで復帰。W杯3位に輝いたベルギーの黄金世代の1人として悲願となる代表のタイトルを目指す。まだまだ進化し続けるヴィツェルの活躍に期待したい。