ドルトムントのヌリ・シャヒンコーチ photo/Getty Images

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13日(現地時間)、ボルシア・ドルトムントはエディン・テルジッチ監督の辞任を発表した。

今季のドルトムントは、ブンデスリーガでは5位と振るわなかったものの、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では準優勝を飾っていただけに、今回の辞任発表はドイツ国内でも突然のニュースとして大きく報じられている。ドルトムントの公式声明によると、テルジッチ監督から現行契約を解除したいとの申し出があり、話し合いの結果双方合意のうえで指揮官の交代が決まったという。

これによって、ドルトムントは後任の監督を探す必要に迫られているが、ドイツ紙『Bild』は、現コーチのヌリ・シャヒン氏が監督に昇格する可能性が高いと伝えている。ドルトムントはシャヒン氏に対して監督就任を打診し、交渉は既に契約期間や給与といった契約の細かい部分での詰めの作業を残すのみとなっていると同紙は伝えている。

ドルトムントの下部組織出身のシャヒン氏は、同クラブでは公式戦通算223試合に出場。2010-11シーズンには元日本代表MF香川真司らとともにブンデスリーガ優勝を達成し、その後レアル・マドリードへのステップアップも果たしたレジェンドの一人だ。今季途中から同じくクラブOBのスヴェン・ベンダー氏とともにコーチとしてドルトムントのチームスタッフに加わり、主に攻撃面の改善を担当していた。