ブンデスリーガ王者レヴァークーゼン 来季の新戦力として今季ジローナの躍進支えたMFアレイクス・ガルシアの獲得を発表

レヴァークーゼンは王者として迎える新シーズンに向けて、着々と準備を進めている。

13日、今季のブンデスリーガ王者であるレヴァークーゼンは、来季の新戦力として、スペインのジローナに所属するMFアレイクス・ガルシアの獲得を発表。契約期間は2029年6月30日までの5年契約になるとのこと。

23-24シーズンのブンデスリーガで前人未到の無敗優勝を飾り、DFBポカール制覇によりシーズン2冠を達成。シャビ・アロンソ監督の下、公式戦53試合で僅か1敗という圧倒的な強さを見せていたレヴァークーゼン。王者として迎える新シーズンに向けて、今季ジローナの躍進を支えたMFガルシアに白羽の矢が立てられた。移籍金は1800万ユーロ（約30億円）＋オプション200万ユーロ（約3億円）と伝えられている。
レヴァークーゼンへの加入が決定した同選手はクラブ公式サイトで喜びを露わにした。

「今季のレヴァークーゼンが見せた素晴らしいパフォーマンスには、おそらくヨーロッパ中のサッカーファンが憧れたし、僕も同じく憧れていた。そんなクラブが僕を獲得するために、ここまでしてくれたことに感激している。今は、自分に寄せられた期待に応え、このクラブが多くのものを勝ち得るよう、自分の力を最大限発揮したい」

ブンデスリーガ王者に加わることとなったアレイクス・ガルシアは現在26歳。ビジャレアルでキャリアをスタートさせると、その後はマンチェスター・シティへの移籍を経て、2017年にジローナへレンタル移籍。その他にも、ルーマニア、ベルギー、スペインのクラブを転々としたが、2021年に当時2部に所属していたジローナに完全移籍で帰還。復帰後は、初年度から主力として活躍し1部復帰に貢献。そして今季は公式戦40試合に出場して3ゴール6アシストを記録するなど、ジローナのクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場権獲得に大きく貢献した。今季の活躍もあり、EURO2024のスペイン代表候補にも選出されていたが、本大会のメンバーからは落選することとなっていた。