ドルトムント指揮官を退団 photo/Getty Images

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ドルトムントは13日、指揮官であるエディン・テルジッチ監督の退任を発表した。

ドルトムントのアカデミーでスカウト兼アシスタントコーチとして働いていたテルジッチ氏はスラヴェン・ビリッチ監督の下で、ベシクタシュやウェストハムでもアシスタントコーチを経験。 

2018年にドルトムントのアシスタントコーチとして復帰を果たすと、2020年冬にシーズン終了までの暫定監督に就任。マルコ・ローゼ新監督が就任した翌シーズンは再びアシスタントコーチに戻ったが、同監督が退任後、テルジッチは正式に監督に就任し、2025年までの契約を結んでいた。

2020-21シーズンのDFBポカールで優勝を果たし、今シーズンはCLで準優勝にまでチームを導いたテルジッチだが、クラブに契約解除を要求し、話し合いの末、双方合意で退任という運びになったようだ。

テルジッチはクラブの公式サイトにて、下記のコメントを残している。

「ブラック&イエローのファンの皆さんにこのようなことを申し上げるのは非常に心苦しいが、今日私はボルシア・ドルトムントとお別れする。BVBでDFBポカールを優勝し、この素晴らしいクラブをチャンピオンズリーグ決勝に導くことができたのは、とても光栄なことだった」

「ウェンブリーでの試合後、私はクラブの経営陣に面会を申し入れた。なぜなら、6年間のコーチングスタッフと2年半のヘッドコーチの期間を含めたBVBでの9年間で、私はクラブの新時代には、タッチラインに新たな男を迎えるべきだと感じているからだ」

「この数週間、私にとって非常に難しい決断であったことは、親しい人なら誰でも知っている。しかし、しっかりと話し合った結果、私の根本的な気持ちは変わっていない。ボルシア・ドルトムントが最高であることを祈っている。ありがとう、そしてまた会おう」