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『ミッション:インポッシブル』シリーズでトム・クルーズが演じたイーサン・ハントの物語は佳境に差しかかりつつある。次回作となる第8作は、イーサンを「送り出す」集大成になるといったもあり、物語は大きな区切りを迎えることになるようだ。

仮にイーサン・ハントの物語が幕を閉じても、他の誰かが後任を務めるなど、シリーズが継続していく可能性はある。実際のところ、過去にはイーサンの後任候補としてジェレミー・レナーが演じるウィリアム・ブラントが挙げられていた。第4作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(2011)で撮影監督を務めたロバート・エルスウィットのによれば、元々同作のエンディングではイーサンがIMFのエージェントから長官となり、ブラントをリーダーとする「IMFの新たな任務ユニットを結成させる予定だった」という。

ところが、『ゴースト・プロトコル』に途中で合流したクリストファー・マッカリー監督が脚本の後半部分を改稿。後の物語に見られる通り、引き続きイーサンが物語を率いていく形に変更された。ブラントは続く第5作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(2015)を最後に姿を見せていない状況だが、再びイーサンの物語に区切りが訪れようとしている今、シリーズの顔として再登場する可能性はあるのだろうか。

これについて、ブラントを演じたジェレミー・レナーは米でのインタビューで「それはトム・クルーズが決めることではないでしょうか」と私見を述べている。「今までもトムの作品でした」と語り、物語の路線を変更してブラントを新リーダーに据えるか否かはトムの意向を尊重したいのだという。

©2023 PARAMOUNT PICTURES.

一方、レナーはシリーズへの復帰には前向きで、別のインタビューでは「いつでも飛びこんでブラントに戻ります」と並々ならぬ意欲を。第7作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』(2023)の物語の展開からも、ブラントの再合流はイーサンにとって非常に頼もしいものになるはずだ。

ちなみに『ミッション:インポッシブル』の今後について、トム・クルーズは80歳までシリーズをと話していたこともある。イーサンが今後も任務の最前線を走り続けるかもしれないし、その役目をブラントのような後輩に託すことになるのかもしれない。ひとまず第8作の展開を見守ることにしよう。

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