インテルは、ノートパソコン向けの次世代プロセッサ「Lunar Lake」をComputex 2024で発表しました。

↑「Lunar Lake」をお披露目(画像提供/インテル)

 

Lunar Lakeの特徴は、AI(人工知能)処理のパフォーマンスを大幅に向上させたこと。具体的には、Lunar LakeのNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)はAI処理において48TOPSを発揮。これは、先日発表されたAMDの「Ryzen AI 300」の50TOPSに近く、クアルコムの「Snapdragon X Elite」の45TOPSを上回っています。

 

さらにLunar Lakeは「x86」アーキテクチャでありながら、最大40%の消費電力の削減に成功。また、前世代よりグラフィックス性能が1.5倍向上した新しい「Xe2」が組み合わされることで、ノートパソコンでも十分な性能と長時間駆動が可能になるとしているのです。

 

インテルによれば、Lunar Lakeは2024年第3四半期(7月〜9月)までに出荷され、20社以上の80種類以上のパソコンに搭載される予定とのこと。要チェックです。

 

Source: 9to5Google