6月4日、OpenAIが提供するAIチャットボット「ChatGPT」において大規模な障害が発生していました。このトラブルは同日のうちに解決されています。

↑何が起きた?

 

OpenAIの報告によれば、午後2時15分(グリニッジ標準時)に「ChatGPTを一部のユーザーが利用できない」ことが判明。その後、問題が一時軽減されたり、修正作業が行われたり、調査が続けられたりと、不安定な状態が続きました。

 

そして午後5時1分、OpenAIはChatGPTの問題が解決されたと発表。障害の影響はChatGPTの全プランの全ユーザーに及んだとしています。なお、この記事を執筆している日本時間6月5日には、ChatGPTは問題なく動作しています。

 

どのような大企業が運営していたとしても、オンラインサービスには常に障害のリスクがあります。これはマイクロソフトから巨額の出資を受けているChatGPTも例外ではありません。AIチャットボットも一つのサービスに頼らず、グーグルの「Gemini」やマイクロソフトの「Copilot」などの代替手段を用意しておいたほうがよさそうです。

 

Source: ChatGPT via 9to5Google