サムスンのスマートリング「Galaxy Ring」が8月頃に発売されることが裁判の過程で明らかになったと、米ブルームバーグが報じています。

↑すでに法的バトルが始まっていた(画像提供/サムスン)

 

Galaxy Ringは指輪型のウェアラブルデバイスで、内側に搭載したセンサーで睡眠情報や血中酸素飽和度の測定ができるそう。また、連邦通信委員会(FCC)への登録情報を基に、9種類の指輪サイズやバッテリー情報なども伝えられています。

 

ブルームバーグによれば、サムスンはスマートリング分野で先行するOuraからの訴訟に備え、カリフォルニア州の米国地方裁判所に法的な助言を求めているとのこと。Ouraは他のメーカーがスマートリングをリリースするたびに、同社の知的財産(IP)を侵害していると主張し、訴訟を起こしてきたとされています。

 

Galaxy Ringの特許紛争を避けるため、サムスンは先手を打ち、米国でOuraを提訴。この訴訟の中で、「Galaxy Ringの生産は6月中旬に開始される予定であり、8月頃に米国でGalaxy Ringを発売する予定だ」と述べているのです。

 

サムスンは7月10日にイベント「Galaxy Unpacked」を開催すると噂されており、次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 6」や「Galaxy Z Flip 6」とともに、Galaxy Ringの発売情報が明かされると期待されています。はたして、予定通り発売することができるのでしょうか?

 

Source: Bloomberg via 9to5Google