Google スプレッドシートで暗号化されたExcelファイルの編集が可能に
Googleはこのたび、公式ブログ「Google Workspace Updates: Now generally available: Edit client-side encrypted Excel files in Google Sheets」において、Google スプレッドシートでクライアント側で暗号化されたExcelファイルの表示および編集が可能になったことをアナウンスした。サポートされるのはxlsx形式のファイルのみで、Google スプレッドシート形式(.gsheet)に変換しなくても、暗号化が有効なままで表示・編集することができる。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/4/7/47bfe_1223_4dc6276c21243853b63a1348a798b440.jpg)
Google スプレッドシートで暗号化されたExcelファイルを表示・編集する 出典:Google Workspace Updates
○.xlsx形式のまま表示・編集が可能、ただし制限も
Microsoft Excelには機密情報の保護のためにファイル(ブック)の内容を暗号化して保持する機能がある。この機能を有効にしてExcelファイルを保存した場合、ファイルを開く際にパスワードの入力が求められるようになる。
Googleによると、Google スプレッドシートでは最新のアップデートによって、暗号化されたExcelファイルを直接開いて編集することが可能になったという。Google スプレッドシートにも暗号化機能は用意されているが、これまでExcelファイルには対応していなかった。
暗号化されたExcelファイルの表示・編集には次のようにいくつかの制限事項が設けられているので注意が必要。
表示・編集できるのは.xlsx形式のみで、その他の形式はサポートされない
サポートされる最大ファイルサイズは100MBまで
開くことができるセルの最大数は1000万セルまで
また、この機能はまだベータ版であり、一部の機能では互換性に問題が生じる可能性があるという。具体的には、一部のデータは表示されず、編集もできないことがある。その場合でもデータはドキュメント内に保持されており、Microsoft Officeでは正常に表示できる。
Google スプレッドシートで編集できる場合でも、編集後にExcelとの互換性が失われる可能性もあるとのこと。編集によって機能が失われたり変更されたりする場合には、ドキュメント内でユーザーに通知される。
暗号化されたExcelファイルの表示・編集機能は、Google WorkspaceのEnterprise Plus、Education Standard、およびEducation Plusのユーザーが利用できる。 2024年5月28日から段階的に展開され、全ユーザーが利用可能になるまで最大15日かかる可能性がある。
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○.xlsx形式のまま表示・編集が可能、ただし制限も
Microsoft Excelには機密情報の保護のためにファイル(ブック)の内容を暗号化して保持する機能がある。この機能を有効にしてExcelファイルを保存した場合、ファイルを開く際にパスワードの入力が求められるようになる。
Googleによると、Google スプレッドシートでは最新のアップデートによって、暗号化されたExcelファイルを直接開いて編集することが可能になったという。Google スプレッドシートにも暗号化機能は用意されているが、これまでExcelファイルには対応していなかった。
暗号化されたExcelファイルの表示・編集には次のようにいくつかの制限事項が設けられているので注意が必要。
表示・編集できるのは.xlsx形式のみで、その他の形式はサポートされない
サポートされる最大ファイルサイズは100MBまで
開くことができるセルの最大数は1000万セルまで
また、この機能はまだベータ版であり、一部の機能では互換性に問題が生じる可能性があるという。具体的には、一部のデータは表示されず、編集もできないことがある。その場合でもデータはドキュメント内に保持されており、Microsoft Officeでは正常に表示できる。
Google スプレッドシートで編集できる場合でも、編集後にExcelとの互換性が失われる可能性もあるとのこと。編集によって機能が失われたり変更されたりする場合には、ドキュメント内でユーザーに通知される。
暗号化されたExcelファイルの表示・編集機能は、Google WorkspaceのEnterprise Plus、Education Standard、およびEducation Plusのユーザーが利用できる。 2024年5月28日から段階的に展開され、全ユーザーが利用可能になるまで最大15日かかる可能性がある。