『ポツンと一軒家』思いがけない情報から別の一軒家へ!しかし…山奥でカーナビから道が消失する事態
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
5月26日(日)は、ゲストに白石美帆と玉田志織を迎えて放送される。
和歌山県のほぼ中央部、山の真っただ中を切り拓いた土地にポツンと一軒家を発見。敷地を横断する道路の両側が広く切り拓かれており、畑のような場所も確認できる。
捜索隊が最初に向かったのは、実は衛星写真とは別の建物だった。最寄りの集落へと向かい捜索を開始したところ、あっという間に「ここは農業の作業小屋で、人は住んでいませんね…」という情報から捜索は終了してしまった。
しかし、話を聞いていた男性から「山を越えた先に、別のポツンと一軒家がありますよ」という思いがけない情報が。直接の知り合いではなく、その場所へも行ったことはないらしいが、夫婦で暮らしているという話だけは聞いていたらしい。
「家の場所は知らないですが、家に向かう山越えの道の入り口までは案内しますよ」と、60歳の男性が快く軽トラックを出してくれ、山の入り口まで案内してくれることに。
ただ、その地点へと到着するや「僕も60年生きてきたなかで、ここから先は行ったことがないですね」と苦笑いを見せる男性。地元の人たちにとっても、滅多に行くことのない山道へと、捜索隊は足を踏み入れていく。
そこは雑木林に覆われた清流沿いの車一台がやっと通れるほどの細い山道だ。あたりはしんしんとした森が続いており、生活の気配は一切ない。
さらに山の奥へと進んでいくと、やがてカーナビから道が消失。捜索隊は不安に駆られるが、道が続く限り奥へと進むしかない。
その先、景色が広がると突如として建物が視界に飛び込んでくる。煙突からは煙が出ており、人が暮らしているようだ。
そんな深い山奥の一軒家、朗らかな笑顔で出迎えてくれたのは54歳の夫婦。木のぬくもりを感じるログハウスで暮らし、夫婦でミュージシャンをしながら山での仕事もしているという。
男性に話を聞くと、30歳のときにこの地へと移住してきたというのだが、実は25歳のときに急性白血病を発症した経験があった。
「その経験が人生を大きく変えたんです」と語る男性。そして、導かれるようにこの地へを訪れたという男性の波瀾万丈な人生と、妻との運命的な出会いが語られていく。