“頻尿”の定義って?タイプや目安を知ろう!

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今回は、「頻尿」についてお話します。

そもそも頻尿ってどのくらいの回数を指すのか?という声をよく聞きます。
実は、国際的には”自分が困ったら”頻尿とされています。

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なので、極端なことをいえば、自分が困らなかったら1日20回お手洗いにいっても頻尿とは言わないのです。

とはいえ、おおよその目安としては、昼間は8回以上、夜は1回以上だと頻尿にあたります。

ただし夜に関しては、中年以降の方の大半は1回はトイレに起きるかと思います。
この場合、トイレに起きることで不眠の訴えがなければ良いとされています。

逆にトイレで起きることによって眠れないという方は夜間頻尿にあたるので、治療が必要になってきます。

ところで、頻尿には大きく分けて2つの種類があります。
一つは「我慢しようと思うと漏れそうで我慢ができない」という過活動膀胱タイプ。
もう一つは、「我慢はできるけれど、膀胱のあたりに不快感があり我慢できない」という、間質性膀胱炎タイプです。

どちらも閉経してGSM(閉経関連泌尿性器症候群)になると増えてきます。
女性ホルモンが低下すると筋肉が衰えて、皮下組織や粘膜も薄くなってきます。

筋肉が弱くなってくると、過活動膀胱タイプの頻尿になりやすく、皮下組織が薄くなってくると、膀胱痛症候群タイプの頻尿になりやすいといわれています。

どちらも悪化原因があり、過活動膀胱タイプには骨盤底筋トレーニングを、膀胱痛症候群タイプには、保湿をするようにしてください。

加えて、頻繁にトイレにいかない、ということも非常に大切です。

日ごろから、排尿記録をとって、毎回の排尿量を記録してみてください。
だいたいそこで200mlくらいは超えてほしいです。

150ml位だと、尿をためなさすぎのため、何とか200ml以上にするように心がけてください。

逆に300mlくらいたまるのに1日10回以上トイレに行く人は、飲みすぎです。

ただ、飲みすぎも、飲まなさすぎも頻尿には良くないとされています。
1日にトイレに行く回数が3〜8回くらいに入るように飲水量を調整してください。

目安として、冬場は1L程度、夏場は、2L程度、春・秋は1.5Lを意識して調節してください。

自分って頻尿?と気になっている方がいたら、ぜひこれらのことを参考にしてみてくださいね。


※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[女性医療クリニックLUNA]