暑くて寝苦しい時期はまだもう少し先だと思っていたのですが、7匹の愛猫と暮らすX(Twitter)ユーザーのかりとんさんは早くも熱帯夜のような寝苦しさを感じてしまいました。

 原因は猫。猫好きにとっては有り難いような、有り難くないような、何とも言えない状況に陥ってしまったかりとんさんの姿に、多くの人が癒やされています。

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 「早くも熱帯夜到来」と投稿した、かりとんさん。写真には足の間に2匹、外側にも2匹、さらに脇の下に1匹と、合計5匹の愛猫に密着されている姿が写っています。これは暑いはずです。熱帯夜ならぬ、「熱帯にゃ」と言ったところでしょうか。

 少し離れた場所には、この状況を見つめる猫も。「大丈夫かなぁ……」と心配しているようにも見えて面白いです。この投稿には「パラダイス」「夢すぎる光景」などのコメントが数多く寄せられ、猫好きの人たちから羨ましがられています。

―― 寝る時は猫ちゃんたちとはいつも別々に寝ているのでしょうか?

 いつもはこの写真の中の白いハチワレのテッテと一緒に寝ることが多いです。そして途中から甘えん坊で寒がりの黒猫のクックが布団の中に潜り込んできて私の腕の中で寝ています。

―― なぜ今回は集まってきてしまったのでしょうか?

 普段は夜中までリビングでみんなとゴロゴロしていることが多いのですが、この日はやけに眠たくていつもより早く寝室に1人で向かいました。いつもと違う行動を不思議に思って、監視を兼ねて近くで寝ていたんだと思います。

―― なるほど。心配して来てしまったんですね。

 私の予想では タック(右足側の黒猫)が最初に来て、タックを好きなサッサ(サビ猫)がついて来た。さらにミトン(グレー)がご飯の催促のために左足にきて、ミトンを好きなチック(左足側の黒猫)が。最後は黒猫のクックがいつものように腕の中に入り込んできたのではないかと予想しています。

 そしていつも一緒に寝ていたテッテが、自分の居場所がなくなっていて呆然と立ち尽くしている。可哀想なような、可愛いような……。夫が撮ってくれた1枚でたくさんの物語が想像できました。

―― 「熱帯にゃ」には、すぐに気づいたのでしょうか?

 猫が1匹2匹股の間にいるのは通常で、できるだけ猫が逃げてしまわないように普段から寝相に気を付けて寝ています。

 そのため少し温かいくらいでも姿勢を変えずに寝ているのですが、この時は温かいを超えて我慢できないくらいすごく暑くなってきて、思わず「アッツー!!」と言って目を覚ましました。

 目を開けて起きたら横にいた夫に「すごい人気者だね」と言われて状況を理解しました。

―― この後は「熱帯にゃ」の状態で再び寝たのでしょうか?

 さすがに暑くて汗だくだったので、放熱するために1度みんなで起きてリビングに移動し、ゴロゴロしていました。

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 写真を見た時は一瞬「天国か?」と思ったのですが、どうやら違ったようです。かりとんさんが再び「熱帯にゃ」にうなされないことを祈っています。

<記事化協力>
かりとんさん(@kariton28mhy25)

(佐藤圭亮)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 佐藤圭亮 | 配信元URL:https://otakei.otakuma.net/archives/2024052207.html