「感動」「傑作」「熊楠のイメージが覆された」との声、続々! 奇人にして天才--カテゴライズ不能の「知の巨人」を描いた、岩井圭也さんの最新歴史長篇『われは熊楠』に、全国の書店員さんから早くも熱狂の声が集まっています 『われは熊楠』(岩井 圭也)
近著が山本周五郎や推理作家協会賞にノミネートされる等、いま最も注目を集める若手作家の一人、岩井圭也さん。その岩井さんによる待望の最新長篇『われは熊楠』が2024年5月15日に発売になりました。
野放図な好奇心で博物学や民俗学などに偉大な足跡を遺した「知の巨人」の、型破りな生き様を描いた本作。発売に先立ち、本作を読んだ全国の書店員さんから熱い熱い感想が次々に届いています。編集部に届いた本当にたくさんの声から、そのほんの一部をご紹介します。
熊楠の、知識を得る喜び、生き生きとした紀州弁、かまびすしい心の声たち、読み始めてすぐ「これこそ岩井先生に書いてほしかった物語だ!」と思いました。本当にすごい、素晴らしい作品です!
(紀伊國屋書店京橋店 坂上麻季さん)
すっかり心を持っていかれて放心状態。 想像した通りの熊楠像だったような、想像以上の熊楠像だったような……。なんとも言えない感情。熊楠の人生に入り込んじゃったんだな。自分と熊楠を意識して切り離して読まないと没入しまくって帰ってこれなくなってしまいそうだった。すごい作品読んだ。
(宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん)
こんなにも壮大な評伝はいまだかつて読んだことがありません。ぜひともNHKの朝ドラになってほしいと思ってしまいました。南方熊楠を知るにはこの作品が一番です。あなたもこの大傑作を読んで感動して下さい。
(くまざわ書店南千住店 鈴木康之さん)
たくさんの周りの人を傷つけ、また傷つけられながらも夢を追い前進し 自らの価値を見出だす事に命をかけ懸命に生きる生々しい熊楠像に改めて感動した。
(TSUTAYA WAYガーデンパーク和歌山 中江敬子さん)
彼の生き方に勇気をもらった気がする。本屋も正解はないから、自分が信じるようにやるしかないと思った。読んだ人、それぞれにきっと、自分の天命とは何か? を突きつける物語だ。
(AKUSHU BOOK&BASEエルパ店 石田美香さん)
天才とは、他を寄せ付けない圧倒的な情熱を持って、新しい道を切り拓いていく人のことを言うのかもしれない。読後、これまでの熊楠の人生を振り返り涙が溢れた。こんなにも南方熊楠は魅力的な人だったのか!
(未来屋書店明石店 大田原 牧さん)
あくなき知への希求。その滾るマグマのような奔流は私の心をも熱く燃え上がらせてくれた。自分の生き方にまで入り込んでくる、奇跡のような一冊。
(未来屋書店有松店 富田 晴子さん)
今作品でそのイメージはすっかり覆されました。純粋でひたすらに「人間」だった熊楠。その人生をなぞる長い旅をしたかのような、圧倒的な読書体験でした。
(ブックスオオトリ四つ木店 吉田知広さん)