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 カブスは10日(日本時間11日)、右脇腹を痛め負傷者リスト(IL)入りしていた鈴木誠也外野手(29)を出場選手登録したと発表。代わってダンスビー・スワンソン内野手(30)が右膝の故障でIL入りした。

 同日のパイレーツ戦はスタメンから外れ、ベンチスタートとなった。

 カブスの地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」が試合前の鈴木のインタビューを放送。復帰について鈴木は「思ったより早かったので良かったと思います」と安堵の表情を見せた。

 リハビリ期間中について「(試合復帰を)楽しみにしてましたし、ケガっていうのはあまり気持ち良いものではないので、辛い日々でしたがしっかりリハビリもできて、良い状態で戻って来れたので良かった」と語った。

 昨年はキャンプ中に左脇腹を痛めWBC出場を辞退。カ軍でも開幕に間に合わなかったが、今回は反対側の右脇腹を負傷。「走ってなるんだなってって、ドクターにもあまり前例がないと言われてたので、予想外のことが起きたので走り方とかいろんなことを気を付けながらリハビリに取り組んでいたのでそこは新たな発見というか勉強になりました」とした。

 鈴木は4月14日(同15日)のマリナーズ戦で右脇腹を痛め、翌15日にIL入り。今月1日に負傷後、初めて打撃練習を行った。

 8日(同9日)に傘下3Aのアイオワ・カブスで実戦復帰。初回に右前打を放つと2回は中前打。四球で出塁した4回には二盗を決め「(患部は)気にならないわけではないが、なるべく動かしておきたい。準備はしっかりしておく」と語った。

 前日9日(同10日)も2試合続けて出場し、3打数無安打。負傷前のメジャー成績は今季15試合で打率・305、3本塁打、13打点だった。