食中毒が起きた台北市内の飲食店(資料)

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(台北中央社)衛生福利部(保健省)の王必勝(おうひっしょう)政務次長は27日、台北市信義区のベジタリアン料理店「宝林茶室」で3月に起きた食中毒で、集中治療室で治療を受けていた重症の男性1人が多臓器不全で死亡したと発表した。死者は合わせて3人になった。

衛生福利部によると、3月18日から同24日に宝林茶室で食事をした35人が食中毒症状を訴え、死亡した3人を含む33人から強い毒性を持つボンクレキン酸が検出された。現在も3人が集中治療室に入っているという。

(沈佩瑤/編集:齊藤啓介)