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ノーマン・リーダス&ショーン・パトリック・フラナリー主演のカルト・アクション映画『処刑人』シリーズ第3作に、『ジョン・ウィック』シリーズの製作会社が参加し、続投すると伝えられていた前2作のトロイ・ダフィー監督が降板したことが明らかとなった。

ボストンを舞台にした本シリーズは、敬虔な双子の兄弟コナー&マーフィー・マクマナスが「悪人を処刑せよ」との神の啓示を受け、法では裁けない悪人たちを成敗していくというストーリー。第1作は1999年、第2作『処刑人II』は2009年に公開された。

米によると、『ジョン・ウィック』シリーズの製作会社であるThunder Roadが、本シリーズの権利を所有しているDragonfly Filmsに加わる形で第3作に乗り出す。第3作にマーフィー役のノーマン・リーダスとコナー役のショーン・パトリック・フラナリーは続報するが、ダフィーは監督から降板し、小説シリーズでマクマナス兄弟の物語を継続していく予定だ。現在、スタジオは新しい監督を探している。

では、第3作でダフィーとフラナリーが脚本を共同執筆し、刑務所から出所した兄弟が、収監された当時とは異なる世界と直面する姿を描くと伝えられたが、同じコンセプトで物語が展開されるのかどうかは不明だ。

リーダス&フラナリーは、『ダイバージェント』シリーズのチャーリー・モリソン、「リンガー ~2つの顔~」(2011‐2012)のジョアン・コロナと製作総指揮も兼任する。プロデューサーに名を連ねるのは、『ジョン・ウィック』シリーズのベイジル・イヴァニク&エリカ・リー、『Lasso(原題)』(2017)のトッド・マイヤーズ、『ターミネーター4』(2009)のピーター・D・グレイヴス、『ゲット・アウト』(2017)のショーン・レディック、『デイ・シフト』(2022)のイヴェット・イエーツ・レディックほか。

第3作の始動についてリーダスは、「ベイジル・イヴァニクのThunder Road Filmsとトッド・マイヤーズのDragonfly Filmsと一緒に、『処刑人』の物語をより多くの観客にお届けできることに興奮しています。僕たちが長い間にわたり、取り組んできたことを皆さんに見ていただけるのが待ちきれません。長年の友人でキャプテンだったトロイ・ダフィー不在で、この作品を前進させています。彼は、『処刑人』の小説シリーズの執筆を決めており、それを読むことが待ちきれません」と述べている。

フラナリーは、「ベイジルとトッドは、兄弟を刑務所から脱獄させる完璧なパートナーです。ベイジルとトッドが指揮を執れば、これまでで最高の『処刑人』になるでしょう。兄弟がピーコートを脱ぎ捨て、銃を装填し直して仕事に戻る時が来たのです」と、続編への展望を語った。

現時点では、撮影開始日などは発表されていない。なおリーダスは、2024年5月3日~5月5日に開催される大阪コミコンに参加する予定だ。

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