元日本代表MF松井大輔氏、横浜FCサッカースクールのコーチに就任「すべてを指導に注ぎたい」
横浜FCが公式発表
J2の横浜FCは3月21日、2023シーズン限りで現役を引退した元日本代表MF松井大輔氏が同クラブサッカースクールのコーチに就任すると発表した。
現在42歳の松井氏は、2000年に京都パープルサンガ(当時)でプロデビュー。04年以降は、フランス、ロシア、ブルガリア、ポーランドなど欧州各国クラブを渡り歩いた。18年からは横浜FC、サイゴンFC(ベトナム)でプレー後、21年9月にYS横浜フットサルとの契約。サッカー界からフットサル界へ異例の転身を果たした。22年にはJ3に所属するサッカーチームとも契約し、二刀流に挑戦。昨年はコーチも兼任していたがシーズン終了後、退団となった。
先月20日に自身のインスタグラムアカウントでインスタライブを行い、ファンに向けて現役引退を発表。日本代表としては国際Aマッチ31試合1得点をマークし、10年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では全4試合にスタメン出場して、日本のベスト16進出に貢献した。
本人コメントは以下のとおり。
「横浜FCファミリーのみなさん、ご無沙汰しております。松井大輔です。この度、横浜FCフットボールアカデミーサッカースクールのコーチに就任することを決めました。自分が日本代表や海外リーグで得た経験を次世代を担う子どもたちへ伝えていくことで、日本サッカー界や横浜FCの更なる発展や強化に貢献できればと思います。『あの選手は松井大輔が育てた!』そんな選手が1人でも多く、世界を舞台に活躍してくれるよう自分の持てるものすべてを指導に注ぎたいと思います。みなさん、よろしくお願いします」(FOOTBALL ZONE編集部)