日産の「5ドアハッチバック」顔面刷新! 顔変わりすぎで賛否も実車は「良い感じ」 新型「ノート」どんな人が買うのか
日産新型「ノート」はどんな人が買う?
2024年1月26日に発売された日産新型「ノート」。
同社を代表するコンパクトカーですが、どのようなユーザーが興味を示しているのでしょうか。
2005年に登場した初代はガソリン車のみ、2012年に登場した2代目はガソリン車に加えて途中からハイブリッド車(e-POWER)を設定。
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そして2020年に登場した3代目はハイブリッド車(e-POWER)のみと、時代に合わせて変化してきたノート。
現行となる3代目には標準仕様以外にAUTECH仕様が設定されています。
また2021年には高級志向の派生モデルとなる「ノートオーラ」が設定され、オーラにはNISMO仕様が用意されています。
またノート、ノートオーラは登場以降、いくつかの一部改良が行われてきました。
そしてノートに関しては、今回マイナーチェンジを行いフロントデザインを一新するとともに、機能や使い勝手の向上を図っています。
エクステリアは、フロントグリルに新時代の「デジタルVモーション」となったことにくわえて、フロント・リアバンパーをボディカラーと同色にすることで先進的な印象に。またLEDヘッドランプを標準装備しました。
インテリアには、水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にランダムストライプを施しています。
使い勝手では、助手席グローブボックスの容量拡大にくわえて、収納スペースを上下2段に仕切ることで利便性を向上。
さらにインテリジェントキーは、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を備えたことで使い勝手が向上しました。
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このように初のマイナーチェンジとなったノートですが、どのようなユーザーが興味を示しているのでしょうか。
首都圏の日産販売店は次のように話しています。
「ノートは歴代を通して、ファミリーや若年層、年配層と幅広いお客様にご愛顧頂いています。
現行ではハイブリッド車のみとなったことで、ベース価格があがり、残念がるお客様がおりました。
しかし先代でもほとんどのお客様がe-POWERを選ばれていることもあり、現在ではガソリン車が無いことに対するネガな声はありません。
また室内空間の広さやEV感ある走りは好評ですので、新しいもの好きなお客様に好まれている印象です」
また関西圏の日産販売店は次のように話しています。
「今回のマイナーチェンジで顔が変わりました。
印象が大きく変わったことでデザインに関しては賛否両論ありましたが、販売店で実車を見たお客様からは『意外と良いかも』などの声を頂きます。
ノートを検討されるお客様は100%モーター駆動のレスポンスの良い加速が気に入られて購入に至るということが多い印象です」
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デザインが変わったノートですが、実車を見て「印象が変わった」という声が聞かれるようです。
そんなマイナーチェンジ後のノートの価格は「X(2WD)」の229万9000円と「X FOUR(4WD)」の258万600円です(90周年記念車は除く)。