トヨタ「アルヴェル」が“すごいコト”に…! 安全性公表、どんな結果? 「安全性能評価」とは何なのか

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トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の評価試験を行った結果を公表

 2024年3月14日に国土交通省とナスバ(自動車事故対策機構)が自動車の安全性能を評価・公表する「自動車アセスメント」において、トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の評価試験を行った結果を公表しました。
 
 どのような結果となったのでしょうか。

トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の評価試験はいかに

 自動車アセスメントは、メーカーによる安全な自動車等の開発を促進することによって、安全な自動車等の普及を促進しようとするもので国土交通省と自動車事故対策機構(ナスバ)が一体で行なっている事業です。

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 新車販売されている自動車に対して様々な安全性能に関する試験として「ドライバーを支援する様々な予防安全技術」「事故時に自動車の乗員や歩行者を守る技術」などが行われています。

 さらに、事故が起きた際に自動的に通報する装置について、その機能の違いも評価しています。

 これらの試験により国土交通省は「予防安全性能(89点満点)」「衝突安全性能(100 点満点)」「総合評価」というカタチで公表しています。

 今回はトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」の自動車安全性能2023が公表されました。

 トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」は、予防安全性能評価において「Aランク 99% (88.84/89点)」を獲得。

 衝突安全性能評価において「Bランク 84% (84.93/100点) 」を獲得しました。

 これらの評価結果から5段階中上から2番目に高い評価である「★★★★☆」(4つ星)を獲得しています。

 自動車安全性能2023としては、これまでトヨタ「プリウス」、「クラウンクロスオーバー/クラウンスポーツ」、日産「セレナ」、「エクストレイル」、スバル「クロストレック」、レクサス「NX」、マツダ「CX-60」などの結果が公表されています。

 どのモデルでも、予防安全性能評価「Aランク」、衝突安全性能評価「Aランク」という結果でした。

 今回のアルファード/ヴェルファイアでは、衝突安全性能評価が「Bンク」となり、その主な要因としては「歩行者頭部保護」がそれまでのモデルよりも数値が低かったことが挙げられます。