ホンダ新型「最大・最上級SUV」発表! 500馬力の“めちゃスポーティ”な「タイプS」も用意! 迫力ゴールドがカッコイイ新型「ZDX」米にて約1000万円で発売
アキュラブランド初の本格クロスオーバーBEVがデビュー
ホンダが海外で展開する高級ブランド「アキュラ」は2024年3月7日、米国で新型SUV「ZDX」の発売を開始しました。
アキュラ初の市販BEV(バッテリーEV:電気自動車)です。
新型ZDXはBEV専用のSUV。なかでもタイプSは、アキュラ史上最もパワフルなパフォーマンスを誇るフラッグシップモデルという位置付けです。
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プラットフォームは、低重心で重量配分をほぼ50対50としたEV専用の最新プラットフォームを採用。
ベースモデルである新型ZDXのパワートレインは、最高出力340馬力のシングルモーター(RWD:後輪駆動)もしくはデュアルモーター(AWD:四輪駆動)を用意。
そしてハイパフォーマンスモデルの新型ZDX タイプSには、最高出力500馬力、最大トルク544ポンドフィート(約737Nm)のデュアルモーターが搭載され、AWDと組み合わされます。
新型ZDX タイプSの最大トルクは、アキュラがかつて販売していたミッドシップのスーパースポーツカー「NSX タイプS」を上回る性能だといいます。
これにゼネラルモーターズ(GM)と共同開発した102kWhのバッテリーを組み合わせ、航続距離は新型ZDXが506km(デュアルモーター)から523km(シングルモーター)、新型ZDXタイプSが463kmです。
新型ZDXタイプSはさらに、車高調整機能付きエアサスペンション、アダプティブダンパー、6ピストンキャリパーを備えた15.6インチのブレンボ製フロントブレーキなどが採用され、あらゆるパフォーマンスが強化されています。
ボディサイズは、全長約5021mm×全幅約1955mm×全高約1635mm、ホイールベース約3093mmと大柄です。
2022年のモントレー・カー・ウィークで発表された「アキュラ・プレシジョンEVコンセプト」のデザインエッセンスを多く反映した市販バージョンで、ロサンゼルスにあるアキュラデザインスタジオが主体となってデザインされました。
エクステリアは、ワイド&ローで流麗なフォルムと、アキュラの最新デザイン言語の採用が特徴です。
フロントフェイスには、ブランドのアイコンであるシケインDRL、ジュエルアイLEDヘッドライト、3Dエンボスダイヤモンドパターンとイルミネーションで囲まれたシームレスなダイヤモンドペンタゴンなどにより、先進的な印象を与えます。
ボディカラーは、アキュラ・プレシジョンEVコンセプトと同様の新色ダブルアペックスブルーパールを初採用し、タイプSには、他のタイプSシリーズ同様のプレミアムなゴールドカラーである「タイガーアイ・パール」も用意されます。
インテリアは、高級素材を用いた豪華なコックピットに仕上がっており、外装同様にプレミアム性とスポーティなデザインを両立しています。
さらにバング・アンド・オルフセンのラグジュアリーオーディオなどに代表されるプレミアムな機能や、アキュラ初のGoogleビルトインによるシームレスなコネクテッド機能なども利用できます。
このほか、最新の運転支援機能「AcuraWatch360+」により全方位の安全技術が搭載されます。
新型ZDXのアメリカにおける販売価格は、シングルモーターモデル(RWD)が6万4500ドル(約946万円)から用意され、最高峰モデルのタイプS(デュアルモーター、AWD)が7万4500ドル(約1093万円)です。
なお米国で新型ZDXを購入もしくはリースで手に入れる際、ユーザーは公共充電、充電機器など3つの充電パッケージから選択ができます。