トヨタ新型SUV「カローラクロス」登場! 顔デザイン刷新!? すごい変わって注目度高い? タイ仕様の販売店反響はいかに
タイのカローラクロスってどんなクルマ?
2024年2月8日、トヨタのタイ法人はマイナーチェンジを遂げた新型「カローラクロス」を初公開しました。
日本のSNSや販売店にはどのような反響が寄せられているのでしょうか。
カローラクロスは、2020年7月にタイで発表されたコンパクトSUVであり、2021年9月14日には日本仕様が登場しました。
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ボディサイズは全長4490mm、全幅1825mm、高さ1620mmで、トヨタのラインナップにはなかったちょうど良いサイズ感が人気を博しています。
タイでは2020年7月から2023年12月までの累計販売台数が7万1160台と好調でした。
そして、今回のマイナーチェンジでは、ボディサイズ(タイ仕様)が全長4460mm、全幅1825mm、高さ1620mmに変更されています。
エクステリアは「アーバン×プレミアム」をコンセプトに、都市で生活するユーザーのライフスタイルに合わせて変更されており、新デザインのLEDプロジェクターヘッドライト、LEDクリスタライズドヘッドランプ、シーケンシャルLEDフロントウインカーを採用し、高級感を高めています。
また、新デザインのフロントバンパーとフロントグリルを採用し、よりワイドでモダンな印象を与えています。ツートンカラーの新デザインのホイールも採用されています。
インテリアはより高級感のあるものに変更され、内装色には高級感と優越感を与えるブラックと新色のダークローズの2色が設定されました。
電動サンシェードを備えた大型フレームレスパノラマルーフなど、充実した装備が新採用されています。
パワートレインには、1.8リッターガソリンエンジンと、これにモーターを加えた1.8リッターハイブリッドシステムが用意されています。
先進安全装備には、すべてのハイブリッドモデルにToyota Safety Senseを標準装備し、全車速ダイナミックレーダークルーズコントロール、アラウンドビューモニター、自動ブレーキなど充実の機能を備えています。
グレード展開は、ガソリンエンジンモデルの1.8スポーツプラスと、ハイブリッドモデルのHEVプレミアム、HEVプレミアムラグジュアリーの3種類に加え、ハイブリッドモデルにはスポーティなGRスポーツも用意。
ボディカラーは、高級感とモダンさを兼ね備えた新色セメントグレーメタリックを含む5色となっています。
価格はガソリンエンジンモデルが99万9000バーツ(約415万円)から、ハイブリッドモデルが109万4000バーツ(約454万円)です。
カローラクロスは日本ではどうなる?販売店の反響は?
今回、タイで顔が新しくなったマイナーチェンジが行われたカローラクロスですが、日本のユーザーからはどのような反響があがっているのでしょうか。
SNSでは「レクサス風な顔になった」という声が多いほか、「いままでと違って良い」、「印象変わりすぎ」というフロントデザインに関する声が見られます。
また実施の販売店にはどのような反響が届いているのでしょうか。首都圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「タイでのマイナーチェンジについて、『日本の顔も変わるのか?』というお問合せはありました。
しかし、タイに関するお問合せほとんどありません。
ただし、カローラクロス自体の人気は高いため、日常的にお問合せは頂いています。
特にファミリー層から支持されているモデルという感じです。
大きすぎず、かと言って小さすぎないというボディサイズが魅力的で、国内の道幅などに最適なサイズ感ではないかと感じます。
お客様からは『使い勝手が良いね』というお声をいただいております」
また、関西圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。
「ニュースを見られた人から『カローラクロス、クロマイチェンするの?』という問合せは頂きました。
それ以外でもファミリー層を中心に日頃から検討されるお客様は多い印象です。
カローラクロスは安全性や装備面でも充実していますし、価格もお手頃というのもあり、3人や4人家族の場合はサイズ感もちょうど良いと思います」
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元々、カローラクロスのタイ仕様と日本仕様ではフェイスデザインが異なっていました。
グローバルで標準の顔としては大きく2種類存在しており、日本仕様もタイ仕様のようなデザインになるかは未定です。
前述の販売店では「タイ仕様の顔は高級感が増したようなデザインなので日本でも採用されれば、新たなお客様の獲得に繋がるかもしれない」と話していました。