【志麻さんのおしゃレシピ】にんじん2本をそのままドボン!甘~い「丸ごとニンジンご飯」にトライ!

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2023年11月3日のバラエティ番組『沸騰ワード10』は、伝説の家政婦・タサン志麻さんのお料理特集でした。制限時間3時間で作れる秋冬レシピを依頼すると、完成したのは本格的なものからスピード料理まで、合わせて15品!ご飯ものとして作った「丸ごとニンジンご飯」はスピード料理のひとつですが、時短ポイントはにんじんを切らないこと。炊き込みご飯に入れるにんじんはみじん切りが必須かと思っていました!目からウロコだったので作ってみます。

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材料はたった4つ♪「丸ごとニンジンご飯」を作ってみた!

レシピにめんつゆのタイプが書かれていなかったので、今回は4倍濃縮のめんつゆを使って作ってみます。



【材料】(2~3人分)
お米…2合
にんじん…2本 ※今回は195g使用
ツナ缶(オイル漬け)…2缶
めんつゆ…適量 

1.にんじんのへたを切り落として皮を剥きます。



普段、筆者はにんじんの皮ごと調理していますが、炊くと皮の繊維が目立つのでしょうね。今回はピーラーで薄く剥きました。

2.炊飯器に洗ったお米、2合分の水、ツナ缶の油、めんつゆを加えて混ぜます。



めんつゆは適量なので味見して加えてくださいね。今回は4倍濃縮のめんつゆを小さじ2杯加えてみます。ツナは油のみを加えてくださいね。

3.皮を剥いたにんじんを乗せて、普通モードで炊飯します。



にんじんは切らずに丸ごと乗せます。切らなくていいので簡単♪



普通モードでスイッチオン。60分後が楽しみです。



4.炊けたらしゃもじでにんじんをほぐし、ツナを加えて混ぜ合わせます。



炊き上がったので炊飯器を開けてみると…!ご飯はふっくら、にんじんは型崩れせず、きれいな形を保ったまま炊き上がっていました。



しゃもじで、にんじんを切ってみることに。少し力を入れると、小さく切れるようなやわらかさでした。油を切ったツナを混ぜ込んだら完成です♪

にんじんがたっぷりで鮮やか♪ジューシーな甘さであっさりと食べられる



タサン志麻さん考案の「丸ごとニンジンご飯」がこちらです。にんじんを丸ごと炊いてざっくりとほぐしたので、ごろんと大きな塊や細かいものなど、さまざまな大きさが。また、めんつゆを混ぜて炊いたので、ご飯がうっすらと色付いていました。

食べてみると、とてもあっさりとした味わい。ツナの旨味とめんつゆの味がご飯に染みているのですが、4倍濃縮のめんつゆを小さじ2杯加えても、結構あっさりめでした。にんじんも水分を含んでいることを考慮して、炊く前の味付けは少し濃いかな?と思うくらいがちょうどいいのかもしれません。

にんじんはジューシーな食感と甘さで、みじん切りにして入れた時とは違った食感。ちなみに、タサン志麻さんは番組で「にんじんは細かく切れば切るほど、硬くしか煮上がらない」とコメントしていましたよ。確かに、炊き込みご飯にみじん切りのにんじんを入れた時よりも、にんじんが水分を含んでやわらかく炊けています。

今回はあっさり味に仕上がったので、塩と黒こしょう(ともに分量外)を振っていただきましたが、青ねぎの小口切りや白ゴマをトッピングしてもおいしくいただけそうでした。

にんじんを切ったり調味料を複数用意したりの手間が省けてラク♪



『沸騰ワード10』でタサン志麻さんが作っていた「丸ごとニンジンご飯」は、にんじんを切ったり、調味料で味付けしたりする手間を上手に省いたアイデアレシピでした。

炊き込みご飯ににんじんを使うレシピはたくさんありますが、細かく切って加えるのが一般的。筆者も、切るのが当然だと思っていました。けれど、今回にんじんを丸ごと加えてみたら、やわらかく炊けるし、しゃもじでランダムにほぐすだけでいいので、とっても手軽♪にんじんに主役感も出るし、とてもいいアイデアだと感じました。

あっさりした旨味を楽しめる炊き込みご飯なので、和洋中とジャンルを問わず、どのおかずにも合わせられそうですよ。とっても簡単に作れる一品なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。