清水地元での異例光景が反響(写真はイメージです)【写真:Getty Images】

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新シーズン開幕目前、地元での異例光景が反響

 J2清水エスパルスは新シーズン開幕が迫るなかで、2月17日に「必勝祈願」と「2024シーズン出陣式」を実施。

 一連のイベントでは、サポーターがチャントを歌いながら選手らとともに街中を闊歩するパレードも実施され、異例の光景がSNS上で話題を呼んでいる。

 注目を浴びたのはクラブ公認イベントとして行われた「サンバ隊先導パレード」の場面。チーム一行が必勝祈願へ向かう前、神社へと通じる商店街一部区間を、交通規制をかけたうえで選手とサポーターが練り歩くというものだ。クラブによると2020年以来の開催になったという。

 これまでは選手バスの先導だったが、今年は一部区間選手が歩いて神社へ。太鼓や独特の音色を奏でる楽器を用いた「サンバ隊」を中心にチャントが街中に鳴り響き、大旗を振りかざしながらサポーターが進んだあとから、選手やスタッフが続いていく滅多に見られない街中での光景だ。

 このシーンはクラブ公式X(旧ツイッター)上でもアップされるなど、SNS上で反響。他クラブのファンからも熱視線が送られ「エスパ凄え」「これがリアル清水地区」「羨ましい」「これこそ静岡のサッカー街!」「さすがサッカー王国」など、清水ならではの場面に驚きの声が寄せられた。

 昨季4位でプレーオフに進出も、J1昇格を逃した清水は秋葉忠宏監督の下、2月25日のロアッソ熊本戦(アウェー)で新シーズンのスタートを切る。(FOOTBALL ZONE編集部)