北海道を中心に展開されているセイコーマート(以下、セコマ)。店内で調理されている暖かいお惣菜を購入できる「ホットシェフ」などのサービスが人気のコンビニチェーンだ。

そんな中、ついにあの国民食ともいえる"アレ"まで店内で作っている店舗があるという投稿が、X上で注目されている。

こちらは、関東在住のXユーザー・あかり(@akari_rz)さんが2024年1月29日に投稿した画像だ。

店内の一角に設けられているのは、お寿司のコーナーだ。

だが、ただのお寿司コーナーではない。掲げられた暖簾には、こう記されている。

「お店で握りました!」

ええっ! セコマ、ついに寿司まで握りはじめたの......!?

この投稿に対し、X上では

「何でもやる感がすごいですよね」
「斬新だし美味しそうですね」
「1時間くらい寿司職人呼んで、一気に握ってもらうんかな」

といった反応が寄せられている。

Jタウンネット記者は30日、投稿について発見者のあかりさんに詳しい話を聞いた。

「とうとう寿司まで作り始めたか」

あかりさんが店内で寿司を握っているセコマを発見したのは2024年1月28日の18時ごろ。旅行で北海道札幌市を訪れた際に入った「セイコーマート南八条店」でのことだった。

「初めて見るものであったため、珍しいと思い撮影しました。ホットシェフで有名なセイコーマートですが、『とうとうお寿司まで作り始めたか!』と驚きました」(あかりさん)

記者は2月5日、セコマ本社にも話を聞いた。

取材に応じた同社社員によると、店内で握った寿司を販売するサービスは2005年8月から開始したもので、南八条店でのみ実施しているという。

南八条店限定で行っている理由は「立地柄ニーズがあるため」。サービスを始めた詳しい経緯等については「回答は控えさせていただきます」とのことだった。

なお、寿司の販売自体は他の店舗でも予約制で行っているが、それらは工場で製造しているものだそうだ。