大仁田厚
日本テレビが9日、プロレス中継70周年を記念したプロレス大会『プロレス中継 70年史 THE 日テレプロレス』を後楽園ホールで開催。そこでは、昨年8月にこの世を去ったテリー・ファンクさん(享年79)を追悼するトークコーナーもあり、親交の深い大仁田厚、渕正信がリングに上がって、思い出話を披露した。

大仁田は「テリーが凄いなと思うのは、オールマイティなレスラー。オーソドックスなプロレスはもちろん、デスマッチも出来る。慕っているレスラーは多いと思いますよ。僕にとっては兄貴、兄貴だと心底思っています。いや、僕らにとっては、憧れる存在というのを超越して神様以上に見える」とキッパリ。余りにも大きな存在だと例えた。



▼ テリー・ファンクさんの遺影を持つ大仁田厚(写真左)と渕正信


会場では、スクリーンに名場面、生前の勇姿が次々に映し出されて、テリーさんに捧げる10カウントのゴングが鳴らされた。また、入場テーマ曲「スピニング・トーホールド」が流れた場面では、テリーさんの遺影を高く掲げたり、目をやる様子も何度も繰り返していた。

日本テレビがかつて、 1954年2月19日に蔵前国技館での力道山/木村政彦×シャープ兄弟の試合を生中継してから70年という節目を迎えることで企画された、今回の大会。歴代の名勝負をアーカイブで振り返りつつ、さらに現在のトップレスラーが目の前で試合を繰り広げる、かつてないハイブリッドな構成で届けられていた。

▼ 渕正信