25日の株式相場見通し=一進一退か、日米の長期金利上昇は重荷
25日の東京株式市場は、強弱観対立のなか日経平均株価が前日終値近辺でもみ合う展開か。前日は欧州株市場がほぼ全面高に買われ、独DAX指数は1.6%高と値を飛ばし史上最高値を更新した。米国株市場でもハイテク株中心に物色される展開となったが、取引後半は売り圧力が強まりNYダウは引けにかけてマイナス圏に沈んだ。個別ではネットフリックス<NFLX>やASML<ASML>が決算発表を好感され買い人気を集め、市場のセンチメント改善につながった。東京市場では欧米株市場がリスク選好の地合いとなったことは追い風ながら、引き続き日銀の金融政策正常化に向けた動きが意識されるなか、ポジション調整の売りが日経平均の上値を押さえそうだ。ここにきて米長期金利が上昇傾向にあるほか、国内10年債利回りも前日に0.740%まで水準を切り上げていることで、株式市場の相対的な割高感が意識されやすくなっている点は気がかり。個別にニデック<6594.T>などが前日発表された決算を嫌気され売られる展開も想定され、上値の重い地合いが想定される。
24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比99ドル06セント安の3万7806ドル39セントと続落。ナスダック総合株価指数は同55.975ポイント高の1万5481.918だった。
日程面では、きょうは40年物国債の入札、12月の首都圏マンション販売、12月の外食売上高、12月の全国百貨店売上高など。海外ではトルコ中銀の政策金利発表、ECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、1月の独Ifo企業景況感指数、週間の米新規失業保険申請件数、12月の米耐久財受注額、10~12月期米実質国内総生産(GDP)速報値、12月の米新築住宅販売件数、米7年物国債の入札など。なお、マレーシア市場は休場となる。
出所:MINKABU PRESS
24日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比99ドル06セント安の3万7806ドル39セントと続落。ナスダック総合株価指数は同55.975ポイント高の1万5481.918だった。
日程面では、きょうは40年物国債の入札、12月の首都圏マンション販売、12月の外食売上高、12月の全国百貨店売上高など。海外ではトルコ中銀の政策金利発表、ECB理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見、1月の独Ifo企業景況感指数、週間の米新規失業保険申請件数、12月の米耐久財受注額、10~12月期米実質国内総生産(GDP)速報値、12月の米新築住宅販売件数、米7年物国債の入札など。なお、マレーシア市場は休場となる。
出所:MINKABU PRESS