大谷翔平【写真:ロイター】

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背番号のお礼に他競技スターも反応

 米大リーグのドジャースに移籍した大谷翔平投手は、背番号「17」を譲ってくれたジョー・ケリー投手の妻アシュリーさんに、高級車ポルシェをプレゼントしたことが国内外で話題となった。他競技の元スター選手もこの“太っ腹”エピソードに反応し「とんでもなく親切だ」と驚いている。

 アシュリーさんは、夫のケリーが大谷に背番号を譲るとする「Ohtake17」という勧誘キャンペーンを大谷のドジャース入りが決まる前から行っていた。移籍と背番号の譲渡が実現すると、大谷からのお返しは高級車のポルシェ。玄関先に届いた車を見て、驚きの表情を見せていた。

 元NFL選手で殿堂入りも果たしているシャノン・シャープと、同じく元NFL選手のチャド・ジョンソン氏は、ホストを務める米ポッドキャスト番組「ナイトキャップ」で大谷のポルシェ贈呈に反応。番組公式YouTubeチャンネルで公開された動画で、シャープ氏は「背番号17を貰って、彼(ケリー)の妻にポルシェを贈ったんだ。ポルシェだぞ?! 妻にポルシェを贈ったんだ」と衝撃を受けている。

 ジョンソン氏は「通常、移籍先ですでに選手が付けている特定の背番号が欲しい場合は、その選手にいくらか払わなきゃいけないものだろ?」と米スポーツ界の“しきたり”を紹介。ケリーが見返りを求めなかったと説明されると、「敬意と感謝の意味で(ケリーが)背番号を譲ってくれたから、オオタニはポルシェをお返ししたってわけだ」「イケてるね」と称賛していた。

 スポーツ選手の契約にフォーカスした米データサイト「スポトラック」によると、シャープ氏は15シーズンの現役生活で合計2232万8500ドル(約32億4975万円)、ジョンソン氏は11シーズンで合計4886万6500ドル(約71億1049万円)のサラリーを受け取っている。トップレベルを知るシャープ氏も「とんでもなく親切だ。新品のポルシェだぞ?」と大谷の振る舞いに脱帽していた。

(THE ANSWER編集部)