都道府県別インフルエンザ感染状況

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(写真:タカス/PIXTA)

今シーズンの第47週(11月20〜26日)のインフルエンザ報告数は13万9914とシーズン最多を連続更新した(12月1日に厚生労働省が発表)。

厚生労働省は、感染症発生動向調査において、全国に定点観測する約5000カ所を設け、報告数を定点で割った定点当たり報告数が1.0を上回った時点で、流行開始の目安としている。

2週連続で感染が急拡大

今シーズンの第47週の定点当たり報告数は28.30。前46週の21.66から急上昇した。

本稿では、都道府県別に定点当たり報告数が多い順にランキングを作成。また都道府県別の感染度合いが一目でわかるよう、色分けした日本地図も掲載している。

首位は先週2位だった北海道となった。感染が拡大している長野県が2位に。最下位は沖縄県。東京都や大阪府も下位で、全国の状況に比べると少ない。


定点当たり報告数は首位と最下位で4倍以上の差


北海道、九州西部の報告数が多い

47都道府県の定点当たり報告数を多い順にランキングし、1〜12位を赤、13〜24位をオレンジ、25〜35位を黄緑、36〜47位を青で色分けしている。

(※国立感染研究所が公表している「インフルエンザ流行マップ」とは基準が異なる)


(東洋経済オンライン編集部)