11月9日(木)の「くにまる食堂」(文化放送)に、お笑いコンビ・ダーリンハニーの吉川正洋さんがご来店!鉄道オタク界の超有名人である吉川さん、「タモリ倶楽部」に出演したお話や、鉄道が好きになったきっかけなどを話してくれた。

野村邦丸アナ「吉川正洋さんが『鉄道芸人』と言われた、そもそものきっかけが『タモリ倶楽部』ですよね?」

吉川正洋「あっ、そうです。『タモリ倶楽部』に最初に出させていただいて。『タモリ倶楽部』に本当に出たくて、この世界に入ったんですよ。大好きで大好きで。もともとマニアックなものとかニッチなものが大好きだったんですよね。それで『タモリ倶楽部』出たいな~って思って、5年、6年ぐらい経った時に、『鉄道ネタをやってる人たちを大募集』みたいな企画がありまして、『タモリ電車倶楽部という企画を始めるから、入部審査会を始めますよ!』って言うのでオーディションに呼んでいただいて、ネタをお見せして。そのネタっていうのが、僕『妄想鉄道』っていうのをやっていまして、『吉川急行電鉄』っていうのを運営してるんですね、僕社長なんですけども」

邦丸「さっき一緒に写真撮りましたけど、帽子がそうだよね、『YK』」

吉川「『吉川急行』です。そういう、熱いプレゼンをしたら、タモリさんが『おお~吉川君いいねえ』っていうことで『タモリ電車倶楽部』に入れていただいたんですよ。そこからもう、『タモリ倶楽部』に何十回も出させていただいて」

邦丸「タモリさんがまた、電車好きで鉄道好きだよね!」

吉川「もう本当にお好きですね。もうタモリさんの鉄道愛、特に線路がお好きなんですよ。線路がグジャグジャって分岐するところとか、まっすぐひたすら伸びるところとか、線路について語り合ったりですね……」

邦丸「『ブラタモリ』なんか観ててさ、東京メトロのさ、上野の車庫?」

吉川「あ~はいはい、銀座線の車庫ですかね、地上に上がっていくところとかたまらないですね(笑)。で、タモリさんって普段お話しするとなったら芸能界の大先輩じゃないですか。なので僕なんかは普通に喋れないんですけど、鉄道がテーマになると、こう言っちゃなんですが、お友達じゃないですけど普通に喋れるんですよね。タモリさんが『この前、ななつ星乗っちゃったよ!』とおっしゃったら『えっ、ななつ星乗ったんですか? いいですね~っどこまで乗ったんですか?』とかすごいフランクにお喋り出来るというか。芸能界の大先輩なんですけど、壁が一個無くなって、お話し出来るっていう。新幹線でずーっと語り合ったこともありますし(笑)」

邦丸「吉川さんそもそも鉄道好きっていうのは少年時代の経験があったんでしょ?」

吉川「はい、僕はもう2歳の頃から鉄道が好きで、最初小田急線の『成城学園前』と『喜多見』の間に橋がかかってるんですけども、そこにいとこのお兄さんが『電車観れるスポットがあるから』って言って連れて行ってくれて。そこで見た3000型のロマンスカーSEっていう、一番最初のロマンスカーですね、それを見てもう物凄いオーラを感じたんですよ、2歳ながらにして。『この車両はなんだかすごいカッコいい! ただ者ではない!』ってオーラを感じて。何でしょう、電流が走るといいますか。『ア~ッカッコいい!』って思ったら、もうそこからずーっと僕、夕方までも帰らなかったみたいで」

邦丸「そんなに!?」

吉川「はい、いとこのお兄さんが『帰るよ帰るよ? 正洋君、行くよ?』って言っても『いやっ!あの車両を見たい』ってことで。それがきっかけで2歳の頃から好きになって、今45歳になってしまいましたけれども(笑)」