日本最強マイラーが世界制圧へ BCマイルでGI・4勝目なるか
国内最強マイラーのソングライン(牝5、美浦・林徹厩舎)が、ブリーダーズカップマイル(3歳上・米G1・芝1600m)に挑む。
ソングラインは父キズナ、母ルミナスパレード、母の父シンボリクリスエスの血統。昨年の安田記念でGI初制覇。今年は始動戦の1351ターフスプリントこそ10着に大敗したが、国内に戻ってヴィクトリアマイル、安田記念とGIを連勝。国内最強マイラーの座に就いた。前走の毎日王冠はエルトンバローズにハナ差届かずの2着だったが、直線で捌き遅れる場面があった。初の57kgを背負っていたことも考慮すれば、勝ちに等しい内容だったといえる。
これまで日本馬は一昨年にヴァンドギャルド(12着)が参戦したのみと、未開拓の最強マイラー決定戦。2年前に世界を驚かせたマルシュロレーヌ、ラヴズオンリーユーと同じく、ノーザンファーム生産の5歳牝馬が大仕事をやってのけることを期待したい。