北九州記念出走予定のシゲルピンクルビー(c)netkeiba.com

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 サマースプリントシリーズの4戦目にあたるハンデ重賞。現在の条件で行われるようになって今年で18回目となるが、過去17回のうち1番人気が勝利したのは1回だけで、昨年に関しては16番人気のボンボヤージが勝利。波乱ありきで考えた方が良さそう。

1.軸は5歳以下から

 過去10回で、3歳馬は連対率9.5%、4歳馬は連対率17.4%、5歳馬は連対率18.9%なのに対し、6歳馬は6.8%、7歳以上は3.4%。穴を狙うにしても、まずは5歳以下から見ていくのが良いかもしれない。

2.逃げ馬は勝ち切れない

 過去10回で、4角1番手だった馬は[0-1-1-8]と勝ち切れていないが、4角2~5番手だった馬は[5-5-3-35]と勝ち負けしてくる馬が多い。前走成績を見ても、前走4角1番手だった馬は[0-3-2-15]と勝ち切れていないが、前走4角2~5番手の馬は[4-4-3-56]。

3.牝馬が強い

 近5回連続で牝馬が2頭以上馬券に絡んでいる。過去10回でみても、牝馬は[6-5-7-57]で複勝率24.0%と好成績。

 シゲルピンクルビーは昨年5月以来好走できていないが、前走京都牝馬S(8着)の走りからして通用するだけの能力は健在。昨年のこのレースでは4着だったように、今年も流れ一つで一発を期待できそう。