2年前のダービーを制したシャフリヤール。左は2着のエフフォーリアと横山武史騎手(撮影:下野雄規)

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 横山武史騎手がシャフリヤール(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)との初コンビで札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)に挑む。

 横山武史騎手にとって、シャフリヤールはかつての宿敵だ。2年前の牡馬クラシックではエフフォーリアとコンビを組んで皐月賞を制覇。しかし、単勝1.7倍の圧倒的1番人気に支持された日本ダービーでは、直線で一旦は先頭に立ったものの、福永祐一騎手が騎乗したシャフリヤールにハナ差捕まり、無念の2着に終わっていた。

 それから2年3カ月が経ち、元ライバルの手綱を任されたのは不思議な縁。昨年のドバイシーマクラシックを制して以降、勝利から遠ざかっているパートナーを復活に導けるか、その手腕に期待したい。