前走の葵Sを逃げ切ったモズメイメイ(C)netkeiba.com

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 葵Sを逃げ切ったモズメイメイ(牝3、栗東・音無秀孝厩舎)が、北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)で重賞連勝を狙う。

 モズメイメイは父リアルインパクト、母インラグジュアリー、母の父フランケルの血統。昨年11月のデビュー戦を快勝すると、3戦目のこぶし賞で2勝目をゲット。続くチューリップ賞で重賞初挑戦初制覇を果たした。桜花賞は13着に敗退したが、初のスプリント戦となった前走の葵Sは、周囲も驚く絶妙なロケットスタートを決め、鮮やかな逃げ切り。スプリント界に新星誕生を印象付けた。

 今回は松若風馬騎手が初騎乗となる。音無調教師×松若騎手のタッグといえば、20年高松宮記念を制したモズスーパーフレアが記憶に新しいところ。古馬との初対決となるので楽ではないが、同厩舎、同馬主、同脚質の偉大な先輩に追い付くためにも、ここは通過点にしたい。